見出し画像

108.【なかむらブックログ】 西野亮廣著 『夢と金』 お金の勉強は大事!VIP席、ファーストクラスがあるのは一般席のため!


こんにちは。
中村美郷(なかむらみさと)です。

今まで、本は紙媒体派でした。
大事だなと思うところにマーカーが引けたり、ページをめくっていると読んでいる感があって浸れるなと思っていたり、半分まで読めたんだとわかりやすかったり…絶対紙でしょ!と思っていたのですが…
最近Kindleでキンコン西野さんの『夢と金』を読み始めました!

Kindle(電子書籍)にしていいなと思うことは
・場所を取らない(本棚や部屋にものがない状態が作れる)
・検索ができる(良いこと言ってた気がすると思った時にサッと見返せる)
ですかね!
紙でしかできないと思っていたマーカーを引くのも電子書籍でもできますし、どのくらい読んだかもしたのゲージでわかるし、紙よりもいつでもどこでも読みたい本が読めていいなと思いつつ、ちょっと読みごたえという意味で寂しさも感じます。

結論、両刀使いできたら良いなと思っています。笑

さて、読んでいた『夢と金』についてですが、本当にわかりやすくお金の話が書かれています!
後半はほとんどNFTについての話が多く、広めたいんだろうなという意図は感じたもののその前段の話は誰にでも勉強になるなと思いました!
おすすめです!

・お金について知識不足な現状について
・なぜ機能ではなく意味を売るのか?
・今世の中は何を求めているのか?
・機能検索ではなく、人検索になっている時代に何が大切なのか?


なるほど!と勉強になったことがたくさんあったのですが、今回はその中でも高価格帯について学びを書こうと思います。


VIP席やファーストクラスがある理由は一般客のため?高価格帯を選択する人へ感謝を述べよう


「高価格帯の商品をなくした先に待っているのはお金に余裕のない人からお金を取る世界」だという話なのですが、皆さん意味わかりますか?

私はわからなかったです!笑
ただ、飛行機の話がわかりやすかったので少しだけ。

東京からニューヨークの飛行機の話が本に書いてありました。
全244席で内訳は
・エコノミークラス(147席)
・プレミアムエコノミークラス(40席)
・ビジネスクラス(48席)
・ファーストクラス(8席)

です。
皆さんもなんとなくイメージあると思いますが、「ファーストクラスはゆったりしているけど高級、エコノミークラスは安価だけど狭い」
そのイメージ通りに

・エコノミークラス1席 22万5千円
・プレミアムエコノミークラス1席 39万7千円
・ビジネスクラス1席 64万6千円
・ファーストクラス1席 188万円

という価格差があるらしいです。
1往復、188万円の席に乗る人って本当にいるんだなと思ったのですが、なぜこういう価格差、席の質、サービスの質に差をつけているのか?ということですよね!

もし全席が埋まったとしたら、約1億円。東京からニューヨークへ飛行機を飛ばすとこれだけの売り上げだそうです。(↑を計算してみてください!)
逆に、この価格設定がなされているということは、約1億円の売り上げが出なければ飛行機は飛ばせないということ。

ではこの飛行機から高価格商品を取り除き、全席エコノミーだったら何席配置できて、1席の価格はどのくらいになるのか?というと・・・衝撃!

エコノミーのみの席だと、全席 351席 !(100席増えている)
22万5千円の価格だとすると、売り上げは7897 万5千円と1667万円くらい不足してしまうそう。

不足するということは全員で負担するということなので、一人当たり約4万7千円くらいプラスで払わないと飛行機は飛ばないことになる!

えーーーー!!!

人数が多ければ良いってものではない…
世の中VIPや高価格帯商品を買う人がいるから安くなっているものもあるということです。

消費者目線だと高価格帯商品を買える人を羨ましく思ったり、やっかみたくなったりするかもしれませんが、私たちが安く飛行機に乗るためだったと認識すると途端に感謝の気持ちが湧いてきますね!

捉え方や理論が非常に勉強になりました!
まだまだ学びが多かったので第二弾、三弾と書いていくと思います。

本で詳しく知りたい方はこちらで読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?