【興味】を【拡張】する【効能】(後編)
いつもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。中村尚裕です。
私、『物事に【興味】を持って接すること』に強い【意義】を感じておりますクチです。
これを言語化するなら、『万物は師、万物は【ネタ】』というところでしょうか。
前回は【興味】によって【アイディア】や【ネタ】の源を【開拓】していく、その可能性についてお話ししました。
今回は【アイディア】や【ネタ】の物量戦を展開できるようになった先、そこに待つ【ワクワク】へ【考察】を巡らせてみるとしましょう。
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もちろん数多くの【ネタ】を扱うならば、『【演出】に関する【知識】と【アイディア】』、および【技巧】を相応に持ち合わせる必要が出てきます。が、それだけです。『【演出】に対して【興味】を【拡張】』していったなら、後はもう【興味】の赴くままです。出し惜しみは要りませんから、実際に作って学びを培えば済むことです。
かくして出現する『とんでもない【強み】』、言語化を試みるなら、『大中小各レヴェルで各種各分野取り揃えまくった【ネタ】の十字砲火による包囲殲滅フルボッコ』とでも申しましょうか。もちろん『当たれば当たるほど嬉しい【Win-Win】の弾幕』です。何なら【演出意図】に合わせて密度を調整することにすら、躊躇は必要ありません。もちろんその場合、『【ネタ】は上位から厳選する』ことになりますね。いずれにせよ気前よく盛大にぶちかましに来てくれるわけです。
こうなるともう『無傷で白けている方が難しい』ことになります。またそこまで白けている【観客】なら、【作者】としても堂々と『not for me』でありましょう。精神衛生上大変好ましい安定性が手に入りやすくなるわけです。
実際、こういう【方向性】で作られた【作品】があります。映画『裸の銃を持つ男/ZZZトリオ監督』、マンガ『ハルシオン・ランチ/沙村広明先生』、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン/庵野秀明監督』(特にTV版前半)を挙げておきましょう。これに限らず、例えば洋画の良作は『秒から楽しませにくる【姿勢】』に満ち満ちています。いずれ頼もしいことに変わりはありませんね。
さて、ここで話は【最先端】に繋がります。
【アイディア】の源として強力なのは【連想】です。【知識】と【知識】、あるいは【アイディア】を掛け合わせ、あるいは足がかりとして、新たな【アイディア】や【発想】を得ていくわけです。
ここで、『足がかりとなる【知識】や【アイディア】』が、【最先端】であったなら、果たして何が起こるでしょうか。
足がかりが『既存の【知識】や【アイディア】』なら、『既知の【アイディア】の再発見・再発明』が起こるのも当然の流れです。
ですが、これが【最先端】なら。
『現状ある【最先端】をわずかに追い抜く、暫定ながら本物の【最先端】』を着想する機会というものが、ここに生まれることになります。しかも数多く。
もちろん百発百中とはいかないでしょう。
ですがここまでの流れで、『【ボツ】など怖くも何ともない』という【境地】には、とっくの昔に到達しています。何ならその【ボツ】をまた足がかりにして、『さらに次』を目指しさえすればいい話。再発見・再発明を繰り返して思考回路の【拡張】にも余念のないことであれば、手を止める理由など、無尽蔵の【興味】を前にしては何らの障害にもなり得ません。
つまりここに、『【先駆者】の可能性』が誕生するわけです。『イノヴェータの、さらにその先』というわけですね。
もちろん、これは一朝一夕のことではありません。ですが『【興味】を【拡張】する【姿勢】』は、手を止めさえしなければ、いずれこの【境地】へ至り得るというわけです。しかも【興味】の赴くままに、つまりは楽しんで。
なおこの段階、退屈とは縁がありません。この世に『使いこなす』という【概念】の実体は存在しないからです。
『使いこなす』、言い換えれば『全てを知り、全てを十全に扱うこと』とは、まず間違いなく『素人の幻想』でしかありません。実際に【知識】を深め、扱う【技巧】を高めていくほど、『自分にはできない・向いていない領域』が見えてくるからです。なので玄人ほど「自分はその中で○○の領域が得意」という旨のことを語ります。『どこまでも奥深い、ということを知る』というわけですね。
また同時に、『世にある【原理原則】は、水面下で意外なところと繋がっている』ということも、いずれ見えてくるはずです。『一芸を極める者、(万の)道に通ず』という事実に繋がる現象ですね。
これは私見ですが、『他分野にも分け入って共通する【原理原則】を学んでこそ、一芸を極めることが可能になる』という可能性は小さくありません。
このような背景があるからこそ、『【興味】を【拡張】すればするほど、さらに【興味】が補強されていく』という現象が大いに予想されるわけです。
なのでものすごい偉人は、『【興味】の【拡張】』に異常なほど前向きな方が多いものと考えますが、さて。
さあ、『【興味】を【拡張】』して、【ワクワク】してみませんか。
よろしければまたお付き合い下さいませ。
それでは引き続き、よろしくお願いいたします。
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