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映画『ウィリーズ・ワンダーランド』〜いろんなニコラス・ケイジが見たいあなたへ〜ー2023.12.28

先日書いた記事の中で、来年の目標として「風邪をひかない」と宣言しましたが、

その翌日、胃腸炎になりました。

久々に動けないほどの体調不良に陥りましたが、まだ2023年なのでギリギリセーフかなと思います。

少しだけ回復してきたときに何か映画を観ようと思い、選んだのがこちらです。

ニコラス・ケイジ主演の『ウィリーズ・ワンダーランド』R15(2021年)

ちょうど胃腸炎になる直前、お友達のゲーマーTAKAGIさんがが「これ面白そう」と教えてくれた作品です。

あらすじはこちら↓

ある男が車の故障で人里離れた町にとりのこされてしまう。通りかかった修理工に助けられるが、車の修理代が払えず、代わりに廃墟となったテーマパーク“ウィリーズ・ワンダーランド”の清掃員として一晩働くことを提案される。軽く引き受けたものの、男は遊園地に閉じ込められ、アニマルロボットたちに襲われることに。かつて子供たちの遊び場だった施設には暗い過去があり、呪われたロボットたちは殺人鬼となっていた――。

B級感漂うあらすじで、たしかに面白そう。
しかも1時間半と短いので、病気の人にも優しいです(^o^)

なんか見たことあるなこれ

ニコラス・ケイジが清掃することになったテーマパークは見るからに怪しい。所有者によると、その昔、マスコットのロボットが子供に怪我をさせたことが原因で閉鎖になったのだとか。

マスコットは全部で8体。

イタチのウィリー
ワニのアーティ
妖精のサラ
カメレオンのキャミー
ゴリラのガス
おやすみナイト
ダチョウのオジー
カメのティト

全員もれなく可愛くない。しいていうなら、おやすみナイトが好きでした。寝てんのか???

このマスコットたちは、大量殺人を繰り返してきた殺人鬼たちの魂が乗り移ったという設定です。そんな巨大で可愛くないマスコットたちが、一晩中襲ってくるわけですね。

このへんまで見て、なんかに似てるなと思ったら、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』でした。ピザ屋の夜勤中、襲ってくるマスコットたちを回避するという最高にエキサイティングなホラーゲームです。


調べると、『ウィリーズ・ワンダーランド』が『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』と似ているのは有名な話だそうですね。オマージュなのかな??

大きく違うのは、マスコット相手の戦い方です。

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、マスコットを通せんぼすることしかできませんでしたが、『ウィリーズ・ワンダーランド』ではニコラス・ケイジが無双します。

ニコラス・ケイジを助けに来た地元の若者たちが無惨に殺されていくなか、ニコラス・ケイジは無言で倒していきます。

ただし休憩時間はしっかり取るので、その間は戦わずひたすらピンボールゲームを楽しむ。ゲームに勝った際は小躍りして喜びを表していました。

来年2月に公開するそうです

最終的にテーマパークにやってきた人間もマスコットもほとんど死亡。
ニコラス・ケイジは唯一生き残った少女とともに、どこかへ出発します。
勝手に車に乗り込んできたのに、特にリアクションすることもなく普通に受け入れるニコラス・ケイジが可愛い。

ほかにも、銃をつきつけられるとさすがに降参するニコラス・ケイジや、手錠をかけられ困惑するニコラス・ケイジなど、いろんなニコラス・ケイジを見ることができます。

ちなみに本編で彼は一言もセリフがありません。

そんなにグロテスクなシーンもなかったし、マスコットがだんだん愛らしく見えてくる楽しい作品でした。1時間半で、何も考えたくないときに観るのにぴったりだと思います。

なお、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』も映画化され、こちらは来年2月日本公開のようです。

予告編を見たらほぼ一緒でしたが、楽しそうなのでこちらも観たいなと思いました。

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