もったいない著作

画像1 今日休日なのでゆっくり読みました。人間がかかえている苦しみの根本問題と、それから逃れるために、人間がどのような「人生のいつわり」をやるかが、深く、深く書かれています。しかしパスカルがこころざしたのは、そんな人類の救済でした。が、その全貌は今日の研究でも、よくわからないままみたいです。「パンセ」って、パスカルが構想していた著作の準備ノートに過ぎないのです。もったいないことですが、今は、なにものにも代えがたい人生智の書として親しまれているようです。時間がある時原著にぜひ当たりたいな。

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。これからもがんばります。中村 拝。