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R182 礎7月号

委員長巻頭言

例会席上、青年会長様は「ママ会」や「お泊まり会」についてお話しくださいました。会長様自身、初めて開催されたとのことで「やって良かった」と夫婦で喜びをわかちあうことができたと仰せられていました。その日の夜、夫婦で反省会をしたそうですが、ここ最近の中で一番二人の仲が良いと感じられたとのことでした。

「ママ会」と「お泊まり会」を通して、会長様は夫婦で同じ方向を向いて、何かを作り上げていくことの大切さを強く感じられたそうです。これまで「これをしたら妻は喜んでくれるんじゃないか」「こういう言葉に変えたら良いんじゃないか」など、夫婦が向き合って達成することばかりを考えていたそうです。

もちろん、夫婦が向き合うことも大切ですが、二人が同じ方向を向いてこそ、その先に夫婦が仲良く暮らす本当の喜びがある。そして、これらの活動のその先には「おたすけ」という明確な目標がある、こんなにありがたいことはない。と力強く語られました。

夫婦や親子、友人や同僚など、生活の中で様々な関係をお与えていただきますが、その中でも身近な相手と向き合いすぎるあまり、ぶつかりあい、不毛な争いをしていることは少なくありません。

仕事など、目標が明確に決められているときは良好な関係なのに、身近な間柄になった途端、関係が難しくなるのは、共通の目標を失っているという赤信号かもしれません。

青年会長様は、一つの目標に向かって共に同じ方向を向いて歩むことの大切さをお伝えくださいました。正面から向き合っていた関係から、一つの目標に向かって進んでいく関係に変わると、自然と助け合う意識が高まっていく。近しい人と周囲の人に対する心のかけ方を確かめ合い、実行に移していくなかに、私たちは本当の喜びに触れることができるのではないでしょうか。


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