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2019年 26冊目『月曜日の朝からやる気になる働き方』

大久保寛司さんの本2冊目です。
かんき出版からです。

私が先日上梓した『数字で考えるは武器になる』と同じ出版社で、共通点があり嬉しいです。

この本も、大久保さんの声や雰囲気で(想像しながら)読むとさらに味わい深い本でした。

伊那食品工工業、川越胃腸病院、沖縄教育出版、バクジー(美容院)が取上げられています。

どれも素敵な会社で、従業員中心の経営をされています。

一例を挙げると、伊那食品の塚越会長は、利益はうんこ(カス)とおっしゃっているそうです。

出ることが健康の証です。
出ないと大変です。

しかし、利益が大きいことを自慢するのは、それがうんこだと考えると変ですよね。

しかも、うんこを出すことを目的にするのも変ですよね。
身体を元気に使って、その結果がうんこですよね。

だから、従業員や地元に還元し続けているのです。
それで50年連続増収だそうです。
上場すると、このような経営はできないので、されないそうです。

今後機会があり、大久保寛司さんと同社にご一緒させて頂きます。
本自体は10年前の本ですが、今どうなっているのか楽しみです。

拝読し、私もスーモカウンターやリクルートテクノロジーズの時は類似の組織運営をできていたなと思いました。

私はいつも物事を捉える際に、構造と水準で物事を見ます。
構造的には類似だと感じました。

5Sという関係者全員の満足を考え、従業員を起点にマネジメントしていました。

あとは、その水準が違うのかもしれません。

おそらく、より多くの従業員が、より高いレベルで幸せや満足を感じられているのではないかと類推しました。

本の中身も参考になりますが、実際に訪問するのが楽しみです。

今後更にレベルアップするためのヒントがたくさんありそうです。
他の所も行ってみます。

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