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【日記】生き方って人それぞれだよね|ハニ族の村で村長と呼ばれる少年の生き方

こんにちは!法政大学キャリアデザイン学部1年のなかのっちです!

最近、noteに書いてみようと思うことが本当に多く、今日もまたパソコンに向かいながら、このnoteを書いています(笑)

今回のnoteは私が受講している科目「文化人類学」の授業で出てきたハニ族の村で「村長」と呼ばれる少年の生き方についてお話したいと思います。

導入

ハニ族とは、中華人民共和国に暮らす少数民族の1つ。ハニ語を話し、多くの神と祖先崇拝を信奉している民族である。

そんなハニ族の村でフィールドワークを行った研究者が講師の文化人類学の授業で、先日子どもをめぐる言説を扱う中で出てきたのが、「村長」と呼ばれる少年なのです。


村長と呼ばれる少年A君

ハニ族の村に住む少年A君は、ちょっと前まで有名な「悪ガキ」でした。
小学校2年のはじめから学校にはいかなくなり、盗みばかりしてたばこやお菓子を買って弟分や妹分に分け、街に出てスリをしては薬物にまで手を出していたという。

彼は、警察に目をつけられて村に戻ったのち、「村長(アスアボ)」と冗談で呼ばれるようになる。

はじめは酒・たばこ欲しさに大人の手伝いをするようになった。(ハニ族では、仕事終わりには食事と酒・たばこをふるまう習慣があったため)

大人と一緒に過ごすことが増え、田んぼ仕事や儀礼などに詳しくなったのだが、中国語ができないので、出稼ぎに出れないことから、将来的に村に残る可能性が高かった。

ハニ族の中でも、学校に行く「子ども」が増えたために、これまで生業や伝統の継承を求められていた子どもの位置づけが、一世代前で「子ども」の位置づけが変化したという話であった。


常識が正解なのか?

私は、彼のような常識にとらわれない生き方はとても面白いと思う。彼の非行行動を肯定するわけではないが…

ただ、今日の社会、常識通りでうまくいくだろうか?突然にして世界中を襲ったコロナウイルスの猛威。そんな中でも世界は”平常運転”だっただろうか?

数々のことが変化したはず。

働き方・学び方・稼ぎ方・マスク・外出…などなど

私たちの生き方そのものがこれまでの常識とは大きく変化した。オフィスにいかなければ、仕事ができないなんて思われていただろうが、今はどうだろうか。

私のインターンも今回の緊急事態宣言を受けて完全在宅勤務になっているが、業務になんらの支障をきたしていない!!!!(更に、オフィスだと併設されているコンビニでいろいろと買ってしまって出費がかさむのでお財布にも優しい!(笑))

そうなると、そもそも”オフィスにいかなければ、仕事ができない”という常識(言説)が正しかったのか?それさえを疑うほど世界が変化した。


キャリアの多様化

キャリアに置き換えても同じだろう。

人の一生を描くライフコースの考えも近年、急速に変化した。これまではライフサイクルと呼ばれ、

生まれ → 学校に行き → 仕事をし → 結婚し → 親になり → 子離れし → 衰退していく …

というような、ある程度形作られた模範的なキャリアが存在した。

しかし、今日、どうであろうか?

社会人大学生と呼ばれるように、働きに出たのちに、再び大学に戻ってくるという新しいライフコース。

先日のニュースでも、東MAXさんが来年から大学生になると発表。

キャリアも多様化する時代になっているのだろう。

だからこそ、自分とは何かというアイデンティティをしっかりと理解し、キャリア設計を行わなければならないことが難しさなのであろう。

勉強をして大学に行けば、いい企業に就職できる時代はほぼほぼ終わり。そんな時代に生まれ、生きている私たちは、キャリアについて考えないといけないのだろう…


終わりに

私たちを取り巻く環境は、コロナを機に大きく変化。そのなかで、これまでの常識を基に生きていると時代の変化に対応できなくなる日が、着てしまいます。

キャリアは多様。そして、人それぞれ。

多様化するキャリアの時代を生き抜くためには、キャリアの設計とその再設計を繰り返していく必要があるのでしょうね

学校教育でもその力を育んであげられればいいのだろうが…

ではまた次回に!

それではぁ~

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