ネガツイを止めた結果~メリットとデメリット~

みなさん、こんにちは。NAKASHIです。

ここ最近色々苦しいです。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

一年のうちでも9~11月前後はメンタルが不安定になる時期なのですが、今年はここに適応障害をはじめ他の諸々も重なってくるので悩ましいところです。
とはいえ弱音を吐くばかりでなく、対策を講じたり、パートナーさんと支えあったりと対応もしております。いつかお話しできるものはお話しするかもしれません。

話のマクラが長引きましたが、そろそろタイトルのお話を。

私が最も頻繁に使っているSNSはX(旧Twitter)です。
以前は一般的な法律(致命的な個人情報を流さない・著作物の内容を過度に利用しない・等)を守る、というルール以外は特に制限を設けず奔放に発言していました。

もちろんリアル・Web上両方で知り合った友人らとの楽しい交流は増え、大きな財産を築くことができたと思っています。
一方、ときには見苦しい弱音を吐いたり、怒り狂って一定の人物や物事に対する批判や攻撃を繰り返したりもしていました。

しかし数ヶ月前から「ネガツイはやめる」というルールを私自身に課し、何かを否定したり批判したりする発言・極度に見苦しい弱音や過度な甘えと捉えられる発言を控えながらXを利用しています。

今回はそんなルールを課してきたことで生じたメリットとデメリットについてお話ししようと思います。

ネガツイとは

「ネガティブツイート」の略称。旧Twitterにおいて、否定的・弱気・攻撃的…など、後ろ向きな発言全般を指す言葉です。
※TwitterがXと改称し、投稿の呼称を「ツイート」から「ポスト」へと変更したことで今後「ネガツイ」の名前もなくなるかもしれませんが…。

NAKASHIの場合も基本的に「ネガツイ」の定義にあてはまる発言全般に対して適用するものとし、これらを控える方針をとっています。
ただし自己モニタリングに繋がる内容は例外としており、例えば
「今日は寝不足で疲労が溜まっている」
「仕事でミスをしてメンタルの状態が悪化した」
など、一部の内容については投稿を行う場合もあります(極力客観的・俯瞰的な目線で事実のみを叙述し、必要以上の感情を排した内容に留めるよう心掛けています)。

ルール適用の経緯

ありがたいことにここ3ヶ月前後でフォロワーさんが150人程度増えたことが一番の理由です。
それまで私のSNS交友は「発達界隈」と呼ばれる発達障害関係での繋がりが大きな比率を占めていましたが、それ以外の界隈(コミュニティ)での繋がりが増えまして、特に

・VTuber懲役太郎さんのファン
・ギター界隈

での繋がりから私をフォローしてくれた方が多く、楽しいやりとりをしてくれている方が本当に多くなりました。

特に私の発言や投稿がバズった、ということはなく、じわじわとフォローしてくれた方が増えていった、というかんじです。

そんなありがたい状況で、私による弱音や何かに対する批判、誰かへの攻撃によって、楽しく話ができるみなさんを不快にさせてしまうかもしれない。

そんな状況は耐えられません。

※本題から逸れますが…
発達界隈の中にも楽しくやりとりをしてくれる方は無論いらっしゃいますし、発達界隈から離れる、と決めたつもりもありません。
私個人の意見としては、特定のコミュニティ・界隈に対する先入観や偏見を抱くことはいいことばかりではないとも考えております。
この点も併せて読者の皆様にはご了承頂きたいと思います。

補足

あくまで今回の「ネガツイを控える」というルールは、私が「なんとなくやってみよう」という程度の意思で実施したものです。
ネガツイそのものの善悪を断じたり、否定したりすることはしません。
もちろんネガツイの投稿や、ネガツイしている人たちを責めたり、批判したりすることもしません。
ネガティブな感情が溢れることは(肯定はできないまでも)同情はします。
また、何らかの意図・目的をもってネガツイしている人々や、ネガツイによって多数の注目・共感を得る方がいるのも事実。

早い話「ネガツイそのものやネガツイの投稿者の是非は関係なく、NAKASHIにネガツイは向かないからやらなくなった」というだけの話です。

ネガツイを止めたメリット

フォロワーから心配される・不快に思われるリスクを回避

最もはっきり効果を感じられる効果はコレ。弱音や批判などが増えると、優しいフォロワーさんに心配をかけたり、感受性が強い方へ不快感を与えたりするリスクが大きくなります。
しかし当然ネガツイがなくなればリスクもなくなります。

敵を作らない

悲しい事実として自覚が必要なのですが…NAKASHIは対人関係でトラブルを抱えることが多く、敵を作りやすい性質があります。
※こちらの性質についても矯正へ向けて対応中ですが、完全なる別件なので今回の詳述は控えます。
また、実は何かに対する批判・嫌悪感の表現にもリスクがあると最近考えるようになりました。

例えば、ですが、私が「もつ鍋が嫌いだ」と投稿したとします。
世の中には一定数もつ鍋が苦手な方がいるので多少共感は得られるかもしれませんが、一方、もつ鍋が大好きな人たちは喜ぶでしょうか?
そういうことです(あくまで一例で、もつ鍋も私は食べられます。ビールと合わせると超うまいです)。

口論や対立の全てを否定するわけではありません。必要な衝突であれば避けて通るばかりが正解だとは限らないと思います。
しかし、必要以上の衝突をこさえることもまた正しいわけではありません。
仲良くなれる関係・機会を失うばかりか、社会生活に必要なリソース(心身のエネルギー・時間・場合によってモノ・カネなど)も浪費することになってしまいます。

不要なリスクは…回避するに越したことはありませんよね。

ポジティブなツイートに注目してもらいやすくなった

ネガツイがなくなると当然ポジティブな内容の割合が大きくなり、ポジティブな内容へ注目されやすくなります。
私の拙い文章ではそれほど大きな影響力はないにしても、私と仲良くしてくださっているみなさんとポジティブな感情をより共有しやすくなるのは幸せなことです。

友人やフォロワーが増えた

これは正直狙っていた効果ではありませんが、前述の通りフォロワーが増え、日常的にイイネ!やリプライをくれる方が多くなりました。
はっきりした原因がわからないため今回の日記に含めるべきかは迷いましたが、少なくとも今回のフォロワー増へ関係している要素であることは間違いないと思います。

私なりに予想していることですが、人間は楽しいこと・メリットがありそうなことに群がる性質があるようです。
面白い画像や動画がバズったり、簡単・安価・美味な料理のレシピがシェアされやすかったりすることから、まず間違いないと思います。
現金プレゼント企画なんかその最たるものではないでしょうか。

私の話にこの仮説をあてはめれば…ポジティブな内容の投稿割合が大きくなることでフォロワー増につながることも理にかなった現象である…気がします。

SNSへの依存度が下がった

「敵を作らなくなった」の項目に少し関係がある要素なのですが、ネガツイをやめたことでSNSへの依存度がかなり下がりました。

まず、単純に投稿数が減少するのでSNSへ割く時間が短くなるのはいうまでもありません。
加えて、人間は快楽や利益よりも損失やダメージに対して執着する傾向が強く、ネガティブ内容にばかり意識を割くようになってしまう…と、昔見た心理学系のYouTube動画で聞きました。
するとどうでしょう。自分のネガツイがどれほど注目・共感を集められているのか…ということばかりに意識を向けることになり、SNSから離れられなくなってしまいました。

SNSを利用する機会が減ることそのものがメリットである…という話をすれば、もはやSNSの存在全否定になりかねず、今回そういう話をする意図はありません。
しかし「過度なSNS依存」は間違いなくデメリットです。

今回SNSへの依存度を下げられたことで、私自身の社会生活に対してリソースを割く割合も増やすことができました。
それに伴い、SNSの本来の目的(情報収集や他者とのポジティブな関係の構築)もまた達成できるようになってきました。相乗効果ですね。

ネガツイを止めたデメリット

私が確認した上ではたったひとつだけでしたが、実はネガツイを止めることにはデメリットにもあります。

発言が抑圧される

ネガツイをやめたはいいものの、何か・誰かに対する批判感情が消えるわけではなく、もどかしい想いにとらわれることは増えました。
とはいえ、ネガツイをそもそも止めることでネガティブな感情に引っ張られることが減ったことから、この問題も小さくなったと考えていいでしょう。

何より、私にはこのデメリットを打ち消す魔法の呪文があるのです。それは…

「どうせ俺の話なんか誰もきかねぇよ!!!」

ね?強力でしょ?

最後に

超長文になってしまいました。申し訳ありません。
何より、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

今後もXではネガツイを行わない方針を継続して利用する予定です。
他のSNSについてははっきり決めていませんが、おそらくやはりやらないことになると思います。

ということで、今後ともよろしくお願いいたします。

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