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さくらのスモークウッドで初めての燻製つくってみたよ

ある朝起きたら急に燻製をつくりたくなった。顔を洗うのよりも先に。

燻製の代名詞といえばベーコン。

「そうだベーコンを作ろう」

amazonで頼んだ燻製セット

ベーコンを作るにあたって頼んだ機材はたった3つだけ。

ざっと4千円あればお釣りが来る。頼んだ翌日、早速機材が我が家にやってきた。

(1)スモーカー用温度計

(2)燻製器

(3)スモークウッド

いざ、つくらん

ということで、豚バラ肉を準備した。

ジャジャン。神々しい。

このお肉にスパイスと塩と少量の砂糖をまぶす。

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いろいろなものを纏ったお肉をタッパーに入れ、冷蔵庫で3日ほど保管した。

水分がかなり出てくるので、毎日出てきた水分を捨てるのがポイント。ちなみに2日目からはキッチンペーパーを巻いて水分を吸い取りやすくした。

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そうして出来上がったのがこちら。赤身の部分は、やや白みがかってきている。水分も抜けて少し痩せ細った。

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痩せ細り肉は塩がついているので、水に付けて塩抜きをする。

早く食べたすぎて3時間くらいしか塩抜きをしなかった結果、やや塩辛くなってしまった。

半日程度塩抜きしてもいいのかもしれない(正直、詳しい手順はしらない)。

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そうして出来上がった塩抜き肉。

フライパンで脂身の面に焼き色をつけることにした。塩抜きしたものを乾燥させ、そのまま燻製してもよいみたいなのだが、焼きを入れることで燻製の時間短縮につながるようだったので焼くことにした。

焼いた結果、見た目もいい感じになったので尚良かった。

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続いて焼いた肉を乾燥させる。お風呂場で洗濯物を乾燥させるタイミングだったので、これはいいタイミングだ!と風呂場で洗濯物と一緒に半日間乾燥させた。

風呂場が若干ジューシーな香りに包まれたこと以外は、特に悪いことはなかった。

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半日後。いよいよ塩抜き脂身炙り肉が燻製肉へ生まれ変わる。

お肉の上部には穴を開け、糸を通し吊り下げることにした。

ちなみに上の網に鎮座しているのは、ウインナー、カマンベール、明太子、茹で卵の燻製四天王。

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使ったスモークウッドの種類はサクラ。サクラは最も一般的で、豚肉やマトンなどくせのある素材に適しているとのことで、最初のベーコン燻製にはもってこいだと思い採用。

燻製時間は1時間強、約60度(温燻温度帯)を維持し続けた。

スモークウッドは1本あたり約4時間程度煙を出し続けるそうなので、1/3弱に折って利用することにした。

…ビールと酎ハイを2本開けた位の時に、ちょうどスモークウッドの煙が落ち着いてきた。どうやら燻製ができたっぽい。

できあがった燻製ベーコンがこちら。

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嗚呼、燻製ベーコンちゃんよ。

数日前まで、なよなよ塩抜き痩せ細り肉だったお肉ちゃんが、香ばしい小麦肌肉に生まれ変わっているわよ。大変化。

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断面図はこんな感じ。

ベーコンっぽい。脂身が美味しそう。この断面だけで酒が飲めそう。

と思ったけど、見るだけではいてもたってもいられず、早速薄く切って焼いてみた。すっごく脂が出てきてジューシーそう。

パリッパリになるまで焼いて、即食べた。

最高に美味しいっす。塩抜きが甘かったのかやや塩味が強いが相当お酒が進む。

ビールとハイボールが進む味であります。

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(泥酔。おしまい。)

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