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「教える」ことで初めて先に行ける

私は「板橋武研」という、地元の高齢者や子ども向けのささやかな武術教室をやっているに過ぎませんが、それでも武術指導者の端くれとして心がけているのは、「教える」こと自体に磨きをかけなければならないということです。
「教える」ことによって、参加者の皆様が私の功夫を引き上げてくれるのです。

「教える」ためには、自分を磨き続けなければなりません。
例えば、「放松(リラックス)」を教えるのは存外難しいものです。口でいくら「もっとリラックスして!」と言っても、変わりません。「最大限リラックスしてこの状態」なので、「さらにリラックスした状態」というものが想像できないからです。

しかし、参加者に「もっとリラックスできる」ということを教えるときに、実は、同じ問いが自分に跳ね返ってきているのです。
ゆーてる自分の「リラックス」は十分なのか?
もっと先があるのに、できてると思い込んでないか?

「教える」に磨きをかけることで、参加者の皆様に私が鍛えられているのです。
だから、常に教授内容を工夫しています(逆に言うと、次回何をやるかは予測不能です^^;)。
また出稽古を積極的にやっています。自分が学び続けなければ、どうして「学ぶ」ということを教えられましょうか。

そんな私が主宰しております #板橋武研
現在は、心意六合拳、形意拳、八卦掌、太極拳などを「素材」として、「身体のステキさ」に気づく稽古を心がけています。
まず他でやってない内容であることは保証します^^

毎週日曜日18:00より、高島平温水プール多目的室でやってます。
お気軽に来てください!

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