人一倍勉強したけど、ジリ貧になっていくGKコーチ
9月以降、ゴールキーパーコーチを行うことに喜びを感じていた当時の私。
めちゃくちゃ勉強しました。
当時はまだGKプロジェクトができたばかりでほとんどゴールキーパーの専門的な情報なんて出てきませんでした。
その中でもキーパーについては人一倍勉強した記憶はありますね。
ただ、毎日の日々はすごく楽しかった。
毎日ゴールキーパーコーチができるし、最高でした。
ただ、その時は感じてもいないことがどんどん見えてきたんです。
当時19歳でした。
みんなが大学などで楽しく学園生活を送っていたり、恋人同士でイチャイチャしていたり。
そういった姿が羨ましかった。
居酒屋から出てくる大学生、集団で笑っている姿をみるといつもこう思っていました。
「こいつらが卒業するときには必ず俺が上に行ってやる」
そう思って、生活をしていたのは今でも忘れません。
ただ、清掃時に貯めていたお金はジリジリと無くなっていきました。
まあ当たり前ですよね。
生活できるお金はもらっていないわけですから・・・。
「これだけ勉強したのに」
「これだけ時間を選手に使っているのに」
なんて思っても何も解決しませんでした。
根本的な解決が行われなかったからです。
だから当時ほとんど行われていないことを私は考えました。
のちにそれがGKコーチとして仕事を成り立たせてくれる大きな転機となったのです。
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