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世の中の規範

いつかどこかでだれかが決めたことは世の中に山ほどある。

たとえば、
紙のサイズ。A4、B5
決めた人天才。仮に数人が企画会議に携わってたとしても、最後の「了」を押した1人がいるはずだ。AとBの2種類で、あとは半分にしたり2倍にしたりするだけ。紙のサイズの共通言語を作った。天才。

電球の口金のサイズ。E17、E26
日本の企画会議では紛糾したに違いない。
「海外では違うサイズなのに日本だけ17と26って決めていいのか?」
「17と26って決めたとして、電球側でサイズを決めたら受け口側でも決めてもらわないといけない」
「受け口側にも協力を得られそうか?」
「製造ラインの設定から変えないといけない。いずれそうするつもりだったから今からでもやろうと思えばできる」
「頼む」


靴の横幅。EEE(スリーイー)
数字じゃなく文字数で表すの、逆に盲点。サイズとなると数字を使いたくなりがちなのに、文字数を増やすことで幅が大きくなることを表すの、むしろ盲点。服のサイズでLLとかXXLとかあるけど、あれと同じ論理か?でもなんか口金もそうやったけど、E多ない?Eの汎用性すごいな。


数々の規範の裏にはその何百何千倍の数の企画会議があり、そこではプロジェクトXのテーマも何百何千回流れたことと思う。