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返しが下手

「返し」が下手だ。
誰かの言ったことに対する返事やコメントの一言。

会話で返しをするには瞬発力が必要だ。テレビの影響で、返しが面白いかどうかが一般人の会話でも価値基準になることがあり、肩身が狭い。とはいえ言うほど誰も気にしてないだろうが、それでも多少は気の利いたことを言ってラリーを盛り上げたかったり、いい感じで会話を締めたかったりする。

瞬発力で返し試みると、語彙を駆使しようとするあまり、言葉を誤用するか、見当違いな表現を使うか、及び腰になるあまりほとんどあってもなくてもいいぐらいの相槌を打つかのどれかになる。

瞬発力が低いのであれば、熟考したら返しの質が上がるのかというとそうでもない。書きコメントによる返しは、熟考したとてやはり言葉を誤用すれば、相手をより傷付ける恐れがある。

よく妻を怒らせる。何度も繰り返すのは、もはや言い方がどうとかそんなつもりじゃないけど誤用しただけやねんとか、そういうのではない。僕の本質の問題だ。そう言ったということは、誤用でもなんでもなく本質的にそう思ってるから口から自然に出たんだろ?と、

そうやって詰め寄られたら、
返す言葉はない。


書き言葉を扱うのが好きで自分の持ち駒の中ではまだ得意な方だと自負してるから、こうやってnoteをやってるけど、本質的には学習も変化も成長もしてないっぽい。

ともあれ、返しにはこれからも注意したい。