『最強の自然医学健康法』を読む①

最強の自然医学健康法を読んでの感想を書く。

二元論からの脱却「生命科学はすべて一元論。機械とは違う。」

二元論とは、好き・嫌い、おいしい・まずい、いい匂い・臭いにおい、良い・悪いなど、すべてを2つに分けて、相容れないものとして扱うこと。片方からもう片方へ変わることはないということ。つまり、好きな人はずっと好き。良い人はずっと良い人ということになる。人間関係や、その人自身も、変わりうるものであるから、この考え方は無理がある。ほかもそうだ。いい時もあれば、悪い時もある。昔苦手だったものが、得意にもなりうる。

病気も同じで。病原体理論では、病原体を、身体とは相いれないものとして、身体に絶対入れてはいけない、役に立たないものだと忌避して薬で消滅させてしまおうとする。しかし、そうはいかない。薬自体が化学品であり、自然界には存在しないもの。自然界に存在する病気を、そうでない世界のもので治せるはずもないだろう。

そういうことで、自然医学というものが、やはり信用に足るものということになり、西洋医学の二元論は、唱えれば唱えるほど無理があるというものだ。まずはそこに立つことから。

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