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投資先の選び方① PBR

株式投資での投資先の選び方を紹介します。

選ぶきっかけは株主優待や好きな企業、この会社って上場しているのかなぁ…など何でもいいんです。
その後にじゃあ、買うかどうかの判断を次の日4つでおこなうのです。

①PBR
②配当、財務状況
③みんかぶ
④チャート

今日は①PBRについてお話しします。

PBR、株価が1株当たり純資産(BPS:Book-value Per Share)の何倍まで買われているかを見る投資尺度です。

株価が割安か割高かを判断するための指標。株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)という。純資産から見た「株価の割安性」。株価が直前の本決算期末の「1株当たり純資産」の何倍になっているかを示す指標。

例えばPBR0.5倍の株というのは、純資産が株価の2倍ある会社です。
極端に言うと、株を買い占めたら倍の会社資産が手に入るのです。とてもお得そうに思えます。

必ずしも低ければいいのかというわけではないのですが、ある程度しっかりしていてPBR1倍位だとこれ以上はそうそう下がらない気がするんです。これが逆に10倍以上だと大きく変動しやすいと思います。

例えば
・apple  56.4倍
・microsoft 11.5倍
・テスラ 17.4倍
アメリカの大企業は高めです。

日本の企業、比較的低めです。
・トヨタ  1.35倍
・NTT   1.56倍
・ソフトバンクG  0.99倍
・ファーストリテイリング  6.72倍
・任天堂  3.08倍

AppleのPBRはかなり高め。Appleのブランド力は半端なくまだあがり続けているのでなんとも言えないのですが、上がる可能性とともに下がりうる可能性も秘めていると思っています。

一方のトヨタは1.35倍と低め。テスラ17.4倍と比較しても大きな差があります。何かがトヨタには足りないのだと思います。それって技術力じゃなくて、見せ方というかなんというか。でも堅実な企業であることはわかっているのでこれ以上はそうそう下がらないだろうと思うのです。

日本企業でもPBRが高めの優良企業もあります。
バンダイ3.45、コナミ3.11、TKC2.22、ソニー2.07、ファーストリテイリング  6.72倍、任天堂  3.08倍

これらの企業は高PBRでも納得のブランド力があります。低PBRでもブランド力がある企業は株価上昇の可能性を秘めていそうで、銘柄選びにPBRを見るようにしています。

とはいっても、PBRは負けない投資術な印象です。
大きく勝つためには高PBRになりそうな企業がいいわけで。例えば2倍ぐらいだった会社が5倍ぐらいの価値が出るといいですよね。

2023.8.20

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