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永遠にゾンビ

徹底的に拒んでしまう。交じりあえないのであれば、誰であろうと深追いはしない。それさえ壊して迎えに来てほしかった子どもの私を、大人になった私がずっと閉じ込めている。理解されたかった。でも理解されたかったことが何だったのかは、もう忘れた。忘れている。ずっとずっとずっと今も、どうしても理解されたいから、それに縛られている、何もかも。だから強く拒否している。9割9分、隠している。ずるをするような人間を断罪しようとしてしまう。勝手にあがりにさせない。あがるなら、他人。どれだけ同士だったとしても、その瞬間他人で、人生から切り離す。自分にしか興味がない。自分の実力をただあげたい。大抵のことはなんとかなるように、一人でも生きていけるように。モチベーションがそこにある限りは、環境がどうなっても永遠にゾンビ。だから家庭よりも仕事を好んでしまう。理解されるからではない、理解されなくても生きていける方法が学べるから。だからただ突っ走っているだけで、根本的な渇望は満たされない。理解されたいなら、理解しなさい。こどもの私でさえ分かっているのに、大人になった私がいうことを聞かない。だから、ずっと泣いてるんだ。

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