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私とライコミュ

※このnoteはキャリアスクール「SHElikes」の受講生コミュニティについて綴ったものです。
シーメイトさん、およびご興味のある方はぜひご一読ください!

去年の12月、4日間くらいかけてこんなnoteを書いた。

公開するまで何度も何度も読み直して、読み切ってほしいのに伝えたいことがありすぎて全然まとまらなくて、それでもギリギリまでカットしたり伝えたい部分までジャンプを誘導したりしたのに、結局公開時点でも4300字の特大ボリューム。

自分がこれから8ヶ月(当時は4ヶ月だと思ってたけど)かけてつくり上げていくコミュニティがどんな場所になっていくのか、自分でもわかっていないながらも、希望と不安と緊張でごちゃ混ぜな勢いのまま筆を走らせ、インターネットの大海原にこのnoteを送り出した。


あれから8ヶ月経った。
私がライコミュでどんなことを感じていたのか、少しだけここに残しておきたい。

かなり赤裸々なシェアになると思うけど、大前提に、私はライコミュやって本当によかったと思っている。
この8ヶ月間で経験した自分の心の揺れ動きも、今の達成感や満足感、幸福に繋がっていることは間違いないので、今は指がキーボードの上を滑るままに書いてみようと思う。


7期

6期でシーママのサポ隊を経験していた私。
仲間はたくさんいた方がいいと思っていた。
というより、少しでも一人の負荷が少ない方がいいと思ったのが本音だ。

運営さんたちから聞いたサポ隊の適正人数は4〜5名(だった気がする)。
それに対し私の元に集まってくれたサポ隊のメンバーは総勢14名だった。
3倍の人数。
チームマネジメントにはあまり不安は抱いていなかった。
仲良くしているシーメイトも多かったし、人当たりが悪い方だとは思わなかったから。

でも活動がスタートしてからは、自分の思い描いていたチーム作りと自分の得意なやり方が異なることに気づいた。
私には明確な目的があって、そこに向かってまっすぐに企画を生み出していく。
きてくれたシーメイトさんに少しでも学びを持ち帰ってもらいたいし、書くことの楽しさを知って一歩踏み出してほしいし、安心して夢を口にして前に進むきっかけを掴んでほしかった。
それを実現できそうなイベントは、私の頭から生み出した。
サポ隊のみんなの声を聞くことはあまりなく、企画書の形にしてから共有していた。

目指していたのは文化祭準備みたいなコミュニティ運営。
みんなで全力を尽くして駆け抜けていく。
大人の青春として最高に燃え上がる。
そんな場所を作りたかった。

私はサポ隊みんなになにを返せていただろう?
受け取ってばかりのこの4ヶ月、このまま終わらせてもいいのかな。
やりたいことは十分やらせてもらった。
もしもう一度挑戦できるなら、次は本当に、私以外の誰かがほしいと思う場所やきっかけにフォーカスして頑張れないかな。

もう一歩だ。
そう思った。
7期は最高の仲間に囲まれ、イベントもどれも大成功を収めた。
でも、私が目指すCPって多分もっと違うのだ。

そう思っていたときには、偶然舞い込んだご縁に手を伸ばし、8期も同じ場所で旗を振れることになった。


8期

8期の幕開けは、7期以上に燃えていた。

燃えていたより、危機感を持っていた、の方が正しいかもしれない。
過去の自分を超えなければ。
続けて任せていただけるこの機会を無駄にしてはいけない。
みんなを失望させるようなCPではいけない。

自分が勝手に自分に課しただけの重責に押しつぶされそうになり、仲のいいシーメイトに泣きついたこともあった。
まだなんの活動も始まっていないのに、私なんかじゃ無理だ、絶対投げ出しちゃう、そう思った。
これ以上、自分に失望したくなかったし、周囲の期待を裏切りたくなかった。
まだなにもしてないのに、冷静にやばい精神状態。笑

そんな私をなるべく見せないようにはしていたつもりだけど、わかる人にはわかっていたかもしれない。
隠すの下手だし。

それにも関わらず、7期から変わらず私についてくれる6人や、新たに加わってくれた8人との出会いがあり、奇しくも7期と同じ14名のサポ隊のみんなとスタートを切れることができた。
7期は初めてのご縁を結ぶことに必死だったが、8期は自分の作れる場所の質や温度感が少しずつ自分でわかってきたので、少しだけ自信もあった。
ダメダメだと思う反面、よくわからない自信もあったのだ。


よし、8期は絶対みんなで頑張る。
文化祭みたいな息つく間もないくらい充実したチームで走り抜こう。
そう思う気持ちはより一層強くなったのに、仕事や子育て、夫の出張など、7期よりも自分で自分の予定をコントロールできなくなることが増えた。
SNSでリプを送る暇さえない。
タイムラインに放たれた宝物のようなツイートにも、反応する余裕がない。
時間の余裕もそうだけど、心にも余裕がなかった。

頭の中は、いつもライコミュでいっぱいだった。
仕事してるときも、息子に電車の絵本を読み聞かせているときも、猛暑の中洗濯物を干しにベランダに出ているときも。
今の時間を、少しでもライコミュの何かにできないかなって、思っていた。

実際には、私の無力さゆえに思うようにはいかないことが多かった。
7期以上に、8期はサポ隊のみんなに頼り切ってしまった。
7期もだけど、8期もみんなに負担かけてしまってたと思う。

8期も、私はなにを返せていただろう?と、数日前まで思っていた。
本当に、ほんの数日前まで。
私がただただしたいことをやって過ごした8ヶ月だったんじゃないかなって。

でも。
それは思い違いだったのかもしれない。


愛と感謝の言葉

これまでも、今も、こんなにたくさんの嬉しい言葉が届けられていたのに。
意地になって受け取ろうとしていなかったのは他の誰でもなく私だった。

ここに貼りきれないほど。
ライコミュで学びを得て、それを実践し、結果に結びつけていたり、気持ち面で大きく変貌していたり。
そこに並ぶのは、愛と感謝の言葉だらけだった。


自慢じゃないけど、私がいたライコミュという場所をきっかけに、見える景色が大きく変わった人は少なくないと思う。
でもそれは私やライコミュのおかげではなくて、その人それぞれが行動を起こしたが故の未来だ。
その軌跡に、ライコミュがほんの少しだけでも携わっていたのがめちゃくちゃに嬉しいし、それが私がやりたかったことなのだ。

サポ隊も、それぞれ大きな一歩を踏み出している。
12月時点では仕事をしていなかった子が、たくさんのメディアでバンバン書きまくるつよつよライターになったし、自分のアウトプットに自信がなかったという子が、コンペに参加する一歩を踏み出せたり。
それがライコミュがきっかけになっていると言ってくれて、こんなに幸せなことはない。

結局、私がみんなに返せたものはなにもなかった。
でも私が何かを返せなかったとしても、みんながそれぞれ必要なもの、大切なものに手を伸ばして、自分のものにしている。
私もみんなも、ライコミュという場所で自分自身が一歩を踏み出していたんだ。


私とライコミュ

明日から、ライコミュの人じゃなくなるのか。
不思議だな。
8ヶ月ってこんなに濃厚なもんだったか。

今の気持ちを率直に表現すると、寂しさはあまりない。
実感のなさからくるものなのか、わからない。
参加者として楽しむライコミュがどんな場所なのか、楽しみな気持ちが強いのかな。

サポ隊のみんなとも、サヨナラのような寂しさもあまり感じていない。
7期まで一緒に頑張ってきたメンバーとも普通に楽しく交流できるって、7期から8期の変遷で知ったから。
オンでもオフでも、私たちは繋がっていられる。

ライコミュは私にとって、ターミナル駅のような場所だった。
しばらく止まり、たくさんの人と出会い、必要なものを得て、また旅へと出る。
長いこと留まっていたが、止まっていたわけではなかった。


ライターとしてほとんど仕事もしたことのなかった、そんな私をライコミュの人としておいてくれたこと。
SHElikesという偉大なコミュニティの歴史に、私の居場所を作ってくれたこと。
なんてことない、本当に大したことのないへなちょこの私に「なりーちゃん」「なりーさん」とあたたかく声をかけ、信じ、支え、応援してくれたこと。

感謝以外ないね。


あっという間だったけど、長かった。
私とライコミュの歩みは、ここで一度おしまい。

最高の8ヶ月でした。
もっとライターとして大きくなります。

ありがとう、ライコミュ。
そしてライコミュで出会ったすべてのシーメイトへ。


7・8期 ライターコミュニティCP なりーより


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