エッセイストになった日

今年に入ってから、Xのプロフィール文をちょくちょく変えている。

「やっていること」だけでなく、「やりたいこと」も伝わるようなプロフィールにアップデートしたのだ。

「2024年はエッセイの年」。
この言葉を示すのに、どれだけ悩んだろう。
名前の右側に、インタビューの隣に「エッセイ」という言葉をつけるのに、何度足踏みをしただろう。
それくらい、私は自分の本当の想いや願いを外に出すのを躊躇してしまう。

それでも、今年は変わりたい。
そう思ったから、少しずつだけど、今までできなかった行動を重ねている。


2024年3月。
人生において、また一歩夢に近づいた大切な期間。
この世界に、2つの大切な私の想いが解き放たれた。

エッセイを書くということに、私は出産に近いものを感じる。
これまでの人生32年間を集大成を、言葉にして紡ぎあげる。
それはときに逃げ出したくなるような恐怖や息苦しさを感じることもある。

でも、産み落とされたそれは、これまでに見たことのないような不思議な輝きを帯びていて、どうしようもない愛しさを感じさせてくれる。
向き合ってよかった、逃げ出さなくてよかった。
この世界のどこまでも、遠く遠く、自由に羽ばたいけゆけ。
すべての希望を託して、空高く舞い上がる私の想いを見送るのは、ちょっとした心許なさ、寂しさもあるけれど、誇らしさもある。


2024年3月から、私はエッセイストになったと名乗っていこうと思う。
まだまだたまごから孵ったばかりだけれど、いつか大空を羽ばたく私になるまで、歩みは止まらない。


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