龍は飛行機より大きいか
新しい1年がはじまっています
実は我が家…MomoDa(6歳) のリクエストによりクリスマスの翌日から寝室にテントを広げ、そこで寝起きをしています。お茶会をするのもここ。ご本を読むのもここ。もうかれこれ2週間以上。
このポップアップテント、シングルのお布団ひとつがすっぽりと収まるサイズ。ひとつのお布団でワタシの左腕にしがみつくように抱きついてくる MomoDa と重なるように寝ています。起きたらしびれています左サイド。
でもでも、このテントの中とっても暖かいんです。敷布団と羽毛布団一枚で十分、毛布もいらない。もちろんエアコンもいらない。乾電池式のライトを吊るしているので電気もいらない。
これは、冬にぴったりでものすごいエコロジーなんじゃない❤︎と、そのことについてお話会をしたりするようになりました。
そんな中起こった、新年1日目の衝撃的な出来事。
我が家もかなり揺れました。
大きな揺れを体感することが初めての MomoDa はいろんなことが頭をよぎり、その恐怖に小さく丸まりただ震え泣いていました。そしてNEWSから流れる「逃げてください!!」の言葉。
クローゼットに長くしまいこんでいた避難リュックを泣きながら引きずり出し、中を確認しいつでも逃げられるよう準備を始めました。
MomoDa の気持ちを落ち着かせるには2日3日かかりましたが、落ち着いてきてNEWSで流れる映像に心を痛め、今、自分たちに何ができるか、こうしてあげたい、ああしてあげたい、と今ある自分たちの生活と重ねながら意見を交わすように。
寒い思いをしている人たちに、小さなテントをひとつずつ届けてあげたい。それが MomoDa の想い。自分たちだけの空間が作れて、暖かくてお家みたいで、電気をたくさん使わないテントを。
その気持ちを尊重しつつ、今、個人では何もできないことを解りやすく伝え、MomoDa が少しづつ貯めていたお小遣いを募金しにいきました。
2024年 辰年
辰。龍。「龍は幸せの雨を降らす」と言われているそうです。必要なものが、必要としてる方達の元へ早く届き、少しずつ確実に元の暮らしに戻っていきますように。幸せの雨が降りますように。
3つ目の干支
今年は辰年。
毎年年末に、MomoDa 画伯にお願いし描いてもらっている年賀状に使う干支。2年前の寅から始まりました。
虹色のお洋服を身にまとった寅。おしゃれな靴を履いて「いいところ」へお出かけするところだそう。パッションが感じられます。
お次はクリスマスカード。
雪だるまになった MomoDa 自身を描いたもの。サンタさんのお帽子をかぶり、MomoDa自身なんだけど猫ちゃんという設定。ほんのわずかしか出していない、幻のクリスマスカード。
そして昨年の卯年。
うさぎはもうお手の物♫迷いなくサラサラと完成させてくれたうさぎには、しっかりと前髪が描かれウインクまでしています(笑)。描き慣れている感が漂ってきます。筆圧も安定してきました。
そして昨年12月にお願いした MomoDa が描く3つ目となる干支「辰」。これがなかなかの難題だったようで…。
龍は飛行機より大きいか
MomoDa 「かあちゃん。龍見たことある?」
すごい質問が飛んできました。「龍…実はかあちゃんも見たことないんだよ。タツノオトシゴは見たことあるよ。小さくて可愛いの」
さかなクンのことが大好きな MomoDa はタツノオトシゴのことは知っていました。「でもアレあかちゃんみたいだもんね」と頭を悩ませています。
龍ってどんなだと思う?と聞くと
「海の中にいる。怖い顔してるよ。なんでも食べちゃうの。」くねくねとした身振りを交えながら説明してくれたソレは…ウツボのことでした(笑)
龍はとっても大きい。空を飛べる。それだけを伝え、まず、検索した龍のイラストなどは見せずに、どこかで見たかもしれない MomoDa の記憶と頭の中で想像するものを頼りに、描いてもらいました。
完成したのがこちら
前髪めっちゃ生えてる〜。(笑)
空を飛んでいる。ツノがある。羽みたいなヒレみたいな手かな?足かな?と思われるものがある。そして体にはハートと星が❤︎
迷いがあるからなのかお顔の筆圧は弱めですが、体はしっかりと描いてあり虹色のラブリーな龍が完成しました。
ありがとう❤︎
「龍」幸せの雨を降らす未だ見たことのない生物に、ハートと星・夢と希望をのせ、2024年も今までと変わらずシンプルに真っ直ぐに葡萄たちと向き合い、時には静かに立ち止まり、無理に力を加えず、栽培も醸造も此処noteでの発信も自然体でやっていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今、毎日のように質問されてます。
「龍は飛行機より大きいの?」
その答えを見つけるべく、今日も空を見上げ上を向いて歩こう❤︎
シリーズやってみよう vol.30
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