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知って備える!赤ちゃんとの産後の生活

赤ちゃんが生まれたら、そこはゴールではなくスタート!
赤ちゃんとの新しい生活が始まります。
初めての育児だと、何をすればいいのか迷ったり赤ちゃんのお世話に悩んだり、不安を感じることもあるでしょう。

育児書通りのお世話を想定していると、「こんなこと書いてなかった!」と思うかもしれませんね。
そこで今回は、赤ちゃんとの生活をご紹介します。
前もって知っておくと、産後の新生活に備えられますよ。


1.育児書に書いてある時間なんて全然寝ない

新生児の赤ちゃんは、お腹がすいたら泣いて知らせてくれて、お腹がいっぱいになったらまた眠るというサイクルを繰り返します。
しかしある程度成長すると、そんなに簡単に寝てくれるわけではありません。

育児書には「午前と午後にお昼寝をしましょう」などと書かれていることもありますが、育児書通りきっちりお昼寝する赤ちゃんばかりではありません。
生後3ヶ月頃まではお昼寝の時間も安定せず、1時間起きては30分寝たり、3時間も起きていたのに1時間も寝なかったり、赤ちゃんによってさまざまです。
離乳食が始まると、睡眠のペースが安定してくる赤ちゃんもいますが、個人差が大きいことを理解しておきましょう。

眠いのにうまく眠れない赤ちゃんも多いため、抱っこ紐やスリングなどを使って眠りに入りやすい環境を作ってあげるといいでしょう。


2.上手くいかない授乳

赤ちゃんは生まれてすぐにおっぱいを飲もうとする行動が見られますが、すべての赤ちゃんが最初から上手におっぱいを飲めるわけではありません。

とくに母乳の場合は、新生児のうちは吸う力も弱く、授乳に時間がかかることもしばしば。
慣れるまではこまめに飲ませるなどして、早くおっぱいを飲むことに慣れてもらうことが大切です。
直接飲むのが苦手な赤ちゃんには、搾乳したものを哺乳瓶に移して飲ませてあげるという方法もあります。

また、ミルクの場合は赤ちゃんの口に合った乳首でないと、上手に飲めないことがあります。

乳首のかたちや硬さはメーカーによって異なります。
好みがあるので、お気に入りが見つかるまでいろいろ試してみてくださいね。

3.おしっこうんちを何回もする

赤ちゃんのお世話のひとつに、おむつ交換があります。
赤ちゃんがおしっこやうんちをしたら、こまめに取り替えてあげたいですよね。

実際に赤ちゃんが生まれると、
「1日にこんなに何回もおしっこをするの?」
とびっくりされるかもしれません。
最近のおむつは吸収力が良いので、1回の量が少ないなら2~3回おしっこをしたら交換してあげてもいいでしょう。

うんちのときは、こまめな交換が必須です。
うんちも1日に何度もすることがあり、今替えたばかりなのにまた出た!ということもよくあることです。
おむつは多めにストックしておくと安心ですね。


4.ママは寝る時間がない

赤ちゃんが生まれたら、ママは本当に休む時間がありません。
新生児のうちは寝ている時間が多いため、休む時間が多いように感じますが、赤ちゃんはまとまって寝るわけではないため、ママが休む時間もこま切れになります。
1歳ごろまでは夜間の授乳もあるため、寝る時間は必然的に少なくなります。

その上、授乳に30分以上かかることも多く、1日に7~8回も授乳をすると考えると、休む時間を確保するのは大変です。
赤ちゃんが寝ている時間や、一人遊びを楽しんでいるときは、ママはしっかり休むことを心がけてくださいね。

5.片時も目が話せなくて、心休まる暇がない

赤ちゃんは小さくて柔らかくて、ちょっと乱暴に扱ったら壊れてしまいそうなほど繊細だと感じてしまいます。
とくに初めての出産・育児だと、片時も目を離せずに心が休まる時間がないと感じるかもしれません。

寝ているときには
「ちゃんと息してるかな」
と心配になりますし、
遊んでいるときは
「ケガしないようにちゃんと見ていなきゃ」
と周りに目を配ります。

育児に慣れてきて気持ちに余裕が出てくれば、上手に息抜きができるようになります。
それまでは赤ちゃんを心配する自分の気持ちに寄り添いつつ、上手に息抜きしてくださいね。

6.まとめ

赤ちゃんとの生活は、最初は戸惑うことも多く悩みや不安もつきません。
しかし、それ以上に赤ちゃんの存在感の大きさとかわいさを実感できるはず。

赤ちゃんが100人いれば100通りの育児があります。
育児書は参考程度にとどめ
「育児はマニュアル通りにはいかない」
ということを心得ておくと今後の育児もちょっとだけ楽になるでしょう。
ゆったりした気持ちで育児に取り組んでくださいね。

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