キモかわPowerShell(その1) あなたとPowershell
こんにちは。なるーらぼです。
毎日いろいろありますが、わたしは元気です!
3億のデバイスでは走っていない
今回はものすごく久しぶりに新しい連載をしようと思って書き始めました。
あまりに時間がなくて忘れかけてしまいそうでしたが、わたしは電子書籍を出版してました。
タイトルにあるようなPowerShellのものです。
ものすごく内容が古くなっているので書き直したいなーと思ってまして、実際書き直しの作業もコツコツ数分ずつでも進めています。
しかし、あまりにも何も出さないのもつまらないですし、書籍に入れないようなものも書きたいなということで今回の投稿になっています。
DISにしか見えないかもですが、これも現実ですので。
現時点で可動している数多のWindowsに標準で搭載されていて、しかもすぐに使える状態にあるのに。
あまり馴染みのないのがこのPowerShellです。
日本ではマクロの方が圧倒的に使われていて、ググると大抵はマルウェアについての記事なので敬遠するのが当然です。
プログラミングの雑誌でもほぼ取り上げられることもないですし、macでは自分でダウンロードしてきてインストールしないと使えないのでなかなか認知度は高くなりません。インフラ、サーバ屋さんのものというのが個人的なイメージです。
徐々に注目されつつあるというのを定期的に見かけたりはしますが、まわりで使う方はほぼいません。
キモかわ
PowerShellを周囲に勧めても大抵のリアクションは「キモい」です。
なにがキモいのかというと、1つ目にコマンドレットの存在、2つ目に変な記号、3つ目に直感的でないところ、でしょうか。
これらのかわいい特徴を理解してもらったとしても、どうしてもというときにしか使われません。
例えば.Netの力を借りないとWindowsで作業の自動化をするときに支障があるものとかです。
なんと、酷いことにかくいうわたしもツールとして利用するのはシェル、python、Apache Groovyです。Windowsで他の方に配布して、というときでも極力はpythonかWSHをbatにして渡します。
これは環境が変わったり古かったりで動かないという無用なトラブルを防ぐためであります。
なのにここでオマエがPowerShellを勧めるのか?というのは本当にいかがなものかと思います…
しかしそれでも常用してしまう可愛さがあるので連載してみようかと思った次第です。
とにかく起動する
Windowsの方はとにかく起動することをオススメします。macやLinuxの方は公式サイトからダウンロードしてインストールしてみてください。
導入方法を解説したページもいくつかあります。
起動するとWindowsでは青い背景のコンソールが出てきます。
この時点でマクロに慣れ親しんだ方々でも大半がそっとウィンドウを閉じます。
マウス操作ができない方にはゴミでしかないコンソールアプリケーションであります。
Windowsではそういう方のためにISEというのも用意されています。
マクロの方でもVBEditorといえばギリギリセーフなものでしょう。
ここでギブアップしなかった方、あなたはは選ばれし者です。素晴らしい!!
なぜ素晴らしいかと言いますと、PowerShellはそれそのものでプログラミングをしなければならないというものではないからです。
それを受け入れる準備があるのですから、間違いなく選ばれし者です。
だから、ここからマクロを使ったりもできますし、pythonを使っても他のスクリプト言語を使っても良いのです。
お好きなものを柔軟に使うための環境こそがPowerShellの良さだと私は考えています。
極論すれば、欲しい結果を得ることができるなら手段を問わないのです。
PowerShellを学ぼうと思ってくださるのはステキなことです。
しかし、それにとらわれることはありません。自由です。
ハッキリ言って、言語仕様や構文も無理に覚えることはありません。
せいぜい転ばぬ先の杖です。
コピペすな、というのもプログラマーの間ではよく言われますが、得意なものとをつなぐだけならコピペ上等でしょう。
そういうわけで、キモいPowerShellをかわいいなと思って眺めてくださる方をイメージしながら書いていきたいと思います。
今回はこのあたりで。
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