ちょっと前に書いてたやつを今更ながら。

2020年開幕早々(それ以前からか)住んでいる国は色々迷走して困惑してぐらついている。割と前からなのかもだけど、自分がここ3,4年肌身に染みて感じるのは何の違和感なんでしょう。

えっ今更…？のタイミングで休校が発表になって、だけど大人の会社勤めと満員電車にはノータッチ。自粛要請の文化的活動によってありとあらゆる芸術各方面のやむない展示会・ライブ・演劇・発表などが中止になり…。

私は3月に3,4件ライブとイベントなどの予定をうきうきで立てていたため、今回例の"ヤツ"には勿論とことんうざいの気持ちしかない。(むかつくから名前も呼んでやらない)

例のヤツが流行するにあたってマスクなどに付随する除菌系グッズの相次ぐ品切れ、畜生の心しか持ってない転売屋によるこれらの高額転売、またデマによって次は◯◯が品切れになる…といった扇動から民たちが押し寄せる薬局・日用雑貨店。

地獄

ネットがこれだけ身近にあって、ネットリテラシーの重要さをみんなわかっているはずでは…と思うのに、(もちろん素でストックが切れて買いにきた人も居ると思うけど)商品の在庫切れにブチ切れる民衆、本当に欲しいのに手に入れられない人たちの疲弊顔、乗るしかない転売のビッグウェーブにイキリ顔で乗ったつもりでいる汚い奴ら、終末なんですか？

1番ないと思ったのは、生理用品の買い占めと転売。もし生理という現象を抱えていない人がそういうことをしてたとしたら…と思うとこみ上げる怒り的なものがある。

とりあえず騒動が落ち着くまで意地でもドラッグストアにはいかないし、ここでウソに飲まれて買い置きを増やそうと思うものならまんまとそいつらの魂胆にハマってしまうと思ったので、各地トイレットペーパーやティッシュやコメなどが陳列棚から消えている画像などもミュートしまくった。

実際に自分がこういう被害にあってはいないけど、家族にひどい花粉症もちがいて『マスクをつけてないと症状が悪化してしまうのにマスクがなくて詰んでる』というので、自分の手持ちのマスクをありったけ渡した。

例のヤツにはいらんことしやがってという恨みしかなかったけど、目に見えて噴出する膿のような問題点をたくさん見て

なんかもう出せるとこまで出しちゃってください。とさえ思うようになってきた。

台風でしっちゃかめっちゃかになった翌日も長蛇の列を作って会社に向かっていた勤め人たち、あれはなんか病気だなと思った。やろうと思えばリモートワークだってできたんだじゃないかよ、という光景がちらほら見えて特にそう思った。

休校になったら出勤が難しくなる親御さんたち、どうやってサポートしてあげられるんだろう。

テクノロジーが発達しても、社会に実装できなかったら意味がない。

例の"ヤツ"よ、このままぶちぎってオリンピック中止までいっちゃって！とか思ってしまうのは、誰かたちの犠牲の上に平気な顔できらきらしたものを建てようとしたりつくりあげようとする人たちに嫌気が差しているからなのかもしれない。

それとヤツとは関係ないけど、3/8の国際女性デーについての呼びかけツイートでハフポストが炎上している。付随して報道局の人が書いたnoteも一緒に。

間違ってることを間違ってると声を上げた人が間違ってる的な雰囲気を…何回も感じたことがあった。それでも声を上げることをやめなかった人たちがいてくれたから今があるのに、あのnoteにはそういう人たちのことをまるっと含めて"なりたくなかったあれ"だと書かれていた。

いろんな間違いや不条理な環境をきちんと認識して、変えたり整えたりしてプラスの渦に入っていかないといけない。他はみんなそうなっていってるのに、いつもこの渦を相殺するみたいに反対回りの渦をぶつけて相殺しようとする人が沢山いる。これはまじでほんとにダサいからやめて欲しいなとしか言うことはないけど…。

ヤツのせいでいろんな日常がぐちゃぐちゃにされててなんともいえない気持ちでいっぱいだけど、あたりまえの日常があたりまえでないことを再認識するというか、こういう時のためにもいつも色々考えようって少し思う。

それから経済大打撃によって寂しい感じが街を覆って漂っている。観光客がほとんどいなくて、ライブが中止になって、卒展をネットに公開するしかなくなって、休校になって、若者はできるだけ家に居なさいと言われて。

だけど私は絶対こんなことで芸術を奪われたくない。だから自分にできることをやろうって確かにヤツに思わされたのだった。

#雑記 #日記 #芸術