【後編】R-1グランプリ2024
ピン芸人、その多くがコンビを解散後に1人の道を選んでいる人が多いように思う。
そこにはもちろんそれぞれの理由がありストーリーがあるのでしょうが、現状ピン芸にたどり着いた人たち。コンビにはない重圧と責任感。その上に開放が乗っかているのではないかと考えてみる。相方を気にすることなく自分の脳内の面白を表現したうえで笑いをとれるのは何よりの快感なのではないだろうか。
そして3月9日にR-1グランプリ決勝が終わった。
前に書いた通り今までで一番楽しみにしていた今年のR-1。
優勝したのは街裏ぴんくさん。1stラウンドの審査員のコメントを聞いて全員の心がぴんくさんに奪われているのを感じてしまい、居ても立っても居られない気持ちに。
ルシファー吉岡さんがあんなにも面白いネタで5大会連続ファイナリストになって期待値もパンパンになったところで優勝を逃したのを見て賞レースで優勝することの大変さを真に感じてた。優勝が全員の正解ではないことは確か。それでも優勝する人が必ずいる。
誰かが言ってた、ピン芸人は芸歴を重ねれば重ねるほど面白い。それはは真実だった。街裏ぴんくさんは虚構漫談で優勝したのも皮肉が効いててなんか良かった。
ウエストランド的に言うと“仲間”が優勝した。私が応援しているネコニスズも昔からの仲間であり友人らしいし。舘野さんはぴんくさんのことしまぼんと呼んでいるし。
刺激が強すぎた...バレた瞬間を見た。
お笑い好きの1年はR-1が終わってようやく終わる。ここからKOC予選が始まる7月までしばしお休み。
賞レースが始まると仕事の休みやチケット争奪戦で疲弊する(本当に疲弊する...)のでそれまでに英気を養いたい。なんたって今年は絶対ネコニスズが活躍する年になるはずなのでちょっとやそっとの事でへこたれない体力をつけなければならない。
イチカワ.
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