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弱っている時にそっと寄り添ってくれる、テレビが好き

「面白くないからみなくなった」
と言う人も最近は多いテレビですが…。

でも、わたしはテレビが好きです。

社会人になってから何度かあった、大きめの体調不良。
40度前後の高熱が続きしばらく寝込んだとき、首の骨がズレてしまいあまりに痛くて横になることもできなかったとき、やさしく寄り添ってくれたのは、いつもテレビでした。

テレビを見ながら横になり、気を紛らわせる。
そして、いつのまにか少し眠れる。
身体がしんどくて目が覚めると、変わらずテレビはにぎやか。
そのことに安心する。

「ずっとみていなくてもいいよ」
「いつやめてもいいよ」
「他の番組をみてもいいよ」
「疲れたら眠ってもいいよ。その間もやっているし、また目が覚めたときにもやってるからね」
という包容力を感じます。

映画やドラマなどと違って、
「ストーリーを見逃さないよう気合いを入れてみる必要がない」
ことも楽です。
(そういえば、娘は体調が悪いとき、じっとしながらTikTokやInstagramなどをみています)

いつからみても、みるのもやめてまたみても、置いていかないでくれるテレビが好き。

体調がよくないときは、無音だと少し心細い。
テレビの音があると、少し心強い。

今でも、わたしは体調が悪くなったり心が弱ったりすると、そっとテレビをつけてソファーに横になっています。