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『死霊館のシスター』で思い出すこと

もう5年も前なのか。『死霊館のシスター』(2018)を試写で観た。それまでの死霊館シリーズとは違って、ゴア度が強くファンタジックなホラーとなっていて

「やっぱり、ジェームズ・ワンはプロデュースに回った方がが面白いのができるな」

なんて思ったりした。
この試写で忘れられないのが、隣に座った方である。上映開始ギリギリで入室してきて、ずっとモゾモゾと居心地悪そうにしている。「うーん!鬱陶しい!」としきりに思っていた。

試写が終わり、どんな人やねん!このモゾモゾマンは!と、ギロっと隣をみたら

おすぎさんだった。

あわわ。大先生じゃないですかと。淀川推しの大先輩じゃないですかと。

おすぎさんは、帰り道、電話で誰かにこんなことを言っていた

「えー、映画?全然訳分からなかったわよ〜」

いや、わかりやすかったけどな……。おすぎさんは今、認知を発症して施設に入所していると聞く。それでも元気だと良いな……。

たった5年前の話なんだけどな……。

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