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なぜ易経は特別なのか

易者の高橋南北です。
今回は易経についてのお話です。

よく言われる四書五経
論語や中庸、礼記などですね。
四書五経とは儒学の聖典でありますが、最後に必ずたどりつくのが易経であり、最古の聖典でもあります。

経という字の糸偏は経糸を表しており、普遍の真理であり、その中でも易経は最高峰とされます。
易経には他の経典にはない特徴があり、それが最高峰である所以です。


①陰陽の記号・シンボリック


他の聖典は文字で記述されますが、易経はシンボルで表現されているのです。ここがとても重要です。
 なぜこのようなシンボリックな表現が採用されているかと言いますと、
言語が無い古代に出来た教えであるからです。

② 占いのテキスト


易経には何が書いてあるかと言うと、天地自然・森羅万象の
動きから、人間の運命まで余すことなく描かれています。
このようなことから、易経は様々な占いの根本のテキストとなっています。
例えば四柱推命や九星気学。これらは易経からの派正なのです。

③未来予見


これも他の聖典には無い特色ですね。ある程度達してくると、陰陽の流れを見て、未来を予見できるようになります。
陰陽の流れを余すことなく表現しているから、どうなっていくか見えていきます。

変化と不変の法則をシンプルに記した聖典が易経であり、未来を予見するというのは未来の変化を読むこと。その根底には変化しないことを知ることが必要であります。

④悪党には読めない


善人にしか読めないように、複雑怪奇に書いてる。聖人君子のみが読める
ように魔法がかけられています。
これは悪党に悪用されないようにするための先人達の知恵が詰まっているのですね。

キリスト教は悪党が改心することを大事にしていますが、易経は聖人君子の為のもの。
これは庶民の学問というより、エリートの為の学問です。
易経は誰でも読んで良いがエリートの道や、リーダーを目指す人
には必読の書であります。


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