コウテイへの違和感から考える、お笑いの構造論
お久しぶりです。スズキです。
突然ですが、昨年末に行われた『M-1グランプリ 2020』を見た方は多いと思います。私もその一人です。
ネット上ではマヂカルラブリーの優勝に対して、「これが本当に漫才と言えるのか」「もはや漫才の大会ではない」といった感想もあり、また「2019年に比べると…」といった意見も多く目にしました。確かに、無名VS有名の構図、かつ優勝したミルクボーイやぺこぱが今までにはない漫才を世に出したという2019年が最高の大会であったことに異論はありませんが、2