日々こまごま、事実婚(夫婦別姓)

私たち夫婦は、夫婦別姓のために事実婚を選択しました。
メモがてら、日常の事実婚あるあるを記録しておきます。
大したことは起きてないです。これをもって何かを主張したいということもないです。
あ、夫婦別姓で法律婚できるようには早くしてほしいですけど…

・宅配物の受け取り、間違って夫の苗字の判子を押すこと数回、特に何も言われない。まあ同姓にしていても、旧姓で荷物届くこともあるもんね。たまに、口頭で確認されることがあるくらい。

・妊娠すると貰えるちいバスのフリーパス、家族なら同乗者も1名まで無料になるが事実婚の夫は対象外。残念…

・子の予防接種の際、保護者欄に苗字の異なる母(私)の名前を書いたら後で確認電話がきた。病院も大変だなあ。なお、スルーの病院が多数なので、場所による。

・保育料(保育園)は夫婦の収入合算で金額が決まるが、ここではきっちり我々も「夫婦」として見られる。Twitterなどでよく言われる「離婚すれば(事実婚にすれば)収入合算されない抜け道がある!」とか無いから。シングルマザーとしての加点ももちろんなし。こういうデマは無駄な分断を生むからやめようね。

・一時保育などで子を預けることもあるが、(苗字が違うから)親子関係を証明せよ!と言われたことはない。

・生命保険の受取人、加入一年後に夫に指定することができた。夫が加入している保険はすぐに妻(私)に変更できた。保険による。

・子は夫の戸籍に入っている(夫の苗字にするため)が、親権については変更手続きをしていないので私にある。よく聞かれるが、法律上戸籍と親権は別物。話は少し変わるが、最近何かと話題の(離婚後の)共同親権には危ういものしか感じない…

こう見ると、別に選択的夫婦別姓(による法律婚の実現)する必要ないじゃんって思うかもしれないけどそんなことはないです。
これまで書いてきたどちらかというと「陽」のイベント(結婚・出産・住宅購入)は前向きなことだから手続きも乗り越えられたけど、これから控えているであろう「陰」のイベント(病気・相続・保険・もしかしたら離婚・親権)は大変。
こういう時は特に法律がものをいうので、早く法律的に保障される「夫婦」に(夫婦別姓で)なりたいものです。

早く実現してくれ!

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