見出し画像

デジタル機器が子どもに与える影響


スマホやゲームとの付き合い方で悩んでいませんか?

みなさん、こんにちは!デジタルデトックス子育てアドバイザーの青山奈未です!子育ては本当にたくさんの喜びと驚きがありますよね。私も3人の子育てに奮闘中なので、毎日たくさんのことに驚かされています。最近はデジタル機器も普及し、子どもの相手を任せられるという便利な世の中になったという声もよく聞きます。ただ、それにより新しい悩みも出てきているのが現状です。
「スマホ取り上げ大戦争」に度々巻き込まれちゃう。ゲームばっかりしてなかなか宿題に手をつけてくれない。「YouTubeで何を見ているんだろう?」と不安になる。そんな経験、あるあるですよね?
確かに便利で面白いデジタル機器ですが、使いすぎると子どもの体や心に悪影響があるんです。そのため、私たち親がデジタル機器の問題点を理解して、上手に付き合っていく必要があります。
それじゃ、具体的にどんな影響があるのか、お話ししていきますね!

*睡眠の質の低下

これは結構有名かと思いますが、スマホやゲーム機から出るブルーライトが、子どもの睡眠を妨げてしまうんです。就寝時間の2時間前からデジタル機器に触れていると、なかなか眠れなくなっちゃう。睡眠不足は成長期の子に悪影響が出るので要注意です。
このように眠れないストレスで、お子さまのイライラもMAXに!翌日は疲れて集中力ゼロ。運動不足で肥満のリスクもあるんです。ママやパパも、ストレスためちゃいますよね。
完全にデジタル機器を断つのがすぐには難しい場合、まずは就寝2時間前からはデジタル機器は完全離れましょう!YouTubeには寝かしつけ動画なるものが存在するとか…それでは深い睡眠がとれず、子どもの不調につながります。つまり機嫌も悪くなり子育ても大変になる…結局寝かしつけより難しい問題を起こす原因になります。
お風呂に入ったり、家族で絵本を読んだりして、リラックスした時間を過ごすのがおすすめですよ。
忙しいのも分かります。ただ、読み聞かせ動画もできれば避けてほしい。「自分の大好きな、おなかの中から毎日聞いている親の声」で絵本を聞くことに大きな意味があるんです。もちろん良い内容の絵本の方が理想なのかもしれませんが、ギャグ系の絵本でもなんでもいいんです!とにかく絵本が、楽しい時間を過ごすアイテムであってほしいと願っています。

*外遊びの機会が減る

「ゲームしよっと!」「動画見よっと!」と、デジタル機器に夢中になると、外で体を動かす機会が少なくなっちゃいます。運動不足は肥満のリスクだけでなく、集中力の低下やストレス解消できずに行動面でもトラブルの原因にもなりかねません。
思いっきり体を動かすことは、言うまでもなく子どもの健全な成長に欠かせません。1日でもいいので、外で思いっきり汗を流させてあげましょう。家族で近くの公園に出かけてみてください。ひとまずはお休みの日だけでもいいんです!体を動かす楽しみを見つけさせてほしいです。そしてしっかり遊んだ日は、きっと寝つきもいいと思います。そうすれば寝かしつけも楽になり、深い睡眠がとれて、朝はすっきり起きられます!このように良いループに巻き込んでいってほしいです!

*集中力の低下

人の脳は、「深い集中」に入るまでに約23分かかると言われています。YouTubeの動画は深い知識を教える系など以外は、2分から20分弱で構成されているものが多いです。つまり次々に内容が変わるものが延々と流れてくる状況になります。これでは集中しようにも出来ませんよね。ましてやただ流れている映像を受け取るだけなので、そもそも集中力も必要なく、ただどんどん情報だけが入ってくる状況です。子どもの大切な成長期に、これはもったいないです…

*視力低下の恐れ

長時間画面を見つめ続けると、目の疲れが蓄積されて近視になりやすくなります。また、室内でデジタル機器に費やす時間が長すぎると、眼球が正常に発育できずに視力低下につながる恐れもあるんですよ。
最近では車にモニターを付けている方も多いかと思います。長距離のときに、飽きてきたら少し流す、などの使用をしている方もいらっしゃるかもしれません。ただ、やはり乗ったら自然と流れ始めて、近くのスーパーに行くのもどうがを見ながらという家庭も多いのが現実です。それでは正常な眼球運動をするチャンスが与えられません。せめて外に出たときは、窓の外に視線が行くようにしてほしいです。
また、室内でデジタル機器を使うときも、せめて1時間程度で目を休ませましょう。目の休憩時には、窓の外を見たり屋外に出るなどして、遠くを見るようにするといいですね。

*依存症の危険

「あれ?子どもが夢中になり過ぎてない??」そう感じたことありませんか?面白すぎるゲームや動画に夢中になると、だんだんデジタル機器から離れられなくなってしまう危険があるんです。
このようになると、勉強や家事、人間関係がおろそかになっちゃう。最悪の場合、デジタル機器から離れられなくなって「デジタル依存」になってしまうこともあり得ます。
お子さまとあらかじめ「1日何時間までデジタル機器を使っていいか」など、ルールを決めておくことが大切です。そして、デジタル機器を使っている間は、こまめに声をかけてメリハリをつけましょう。

*コミュニケーション能力の低下や未発達

ゲームやネットに夢中で、家族と顔を合わせる機会が減れば、お子さまの対人コミュニケーション能力が低下してしまう恐れがあります。子どもの頃から人とのつながりを大切にしないと、思春期に入ってから誰とも上手くコミュニケーションが取れなくなっちゃうかもしれません。
そこで大切なのが、家族との絆を深める時間を作ることです。夕食の際は、デジタル機器は禁止に。おしゃべりを楽しむ時間を作りましょう。外出時にはお子さまと会話を心がけ、気持ちを共有する機会を増やすのもgoodアイデアですね。

突然完全にやめることはできない

このように上手にデジタル機器を活用しつつ、コントロールすることが大切なんです。
でもすでに子どもにとってデジタル機器がなくてはならない存在になっている場合は逆に、完全になくそうとすると、かえってデジタル機器への執着が強くなってしまうかもしれません…

デジタル機器は絶対悪だ!!!!!

なんて令和の世の中で叫ぶつもりはありません(笑)もちろんデジタル機器にもメリットはあります!動画編集や3Dプリンターなど創造性を刺激するツールとしても活用できますし、プログラミングに興味を持った子には学習の場にもなるんです。私もデジタルデトックス子育て実践中ですが、100%絶対使用しないわけではありません。朝学習には、紙のワークをした後、チャレンジタッチをやっています。ここで紙媒体ではなくデジタルを選んだ理由は、またお話ししたいと思います。

最後に

デジタル機器を絶対悪として排除するのではなく、子どもを導いていく・親子のコミュニケーションを深めるツールとして、上手に活用しつつ、リアルな体験やコミュニケーションの時間も大切にしていきましょう!子育ては大変なことがたくさんありますが、本当に楽しいことや学ぶことが多いなぁと日々感じています!
デジタルデトックス子育てを一緒に実践して、スマホフリーのストレスフリーな子育て時間を一緒に作っていきましょう!

*次回*

我が家のデジタル機器との付き合い方をご紹介したいと思います!完全排除ではなく、どのように活用しているのか、お話ししたいと思います。ぜひフォローよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?