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AIがもたらす新たなリスクと、私たちができる対策

3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディです。

今日は、AIアシスタントがどのようにして私たちの日常に役立っているか、またそれが持つリスクと私たちが取るべき対策について紹介します。

AIアシスタントは便利ですが、知っておくべき大切な安全のポイントもあります。


AIアシスタントの役立つ点

AIアシスタントは、質問に答えたり、情報を提供したりすることで、私たちの生活を支援します。

例えば、「明日の天気は?」と聞けば、AIは「明日は晴れのち曇りです」と教えてくれます。

また、スケジュール管理を助けてくれたり、新しいレシピを提案してくれたりもします。

AIアシスタントの危険性

しかし、これらの便利なAIアシスタントには、注意すべき危険性も存在します。

特に「データの塊の長さを見られる攻撃」という技術を使った攻撃があります。

これは、AIが応答を生成する際に生じるデータの流れを悪用するもので、悪意のある人が私たちの情報を盗み出す可能性があります。

具体例で見る「データの塊の長さを見られる攻撃」

例えば、AIに「私の明日の予定は?」と質問したとします。

AIが「明日は友人と映画を見に行く予定です」と答えた場合、この答えはいくつかの小さなデータパック(トークン)に分けられて送信されます。

攻撃者はこれらのトークンの長さを分析することで、何が話されているかを推測することができます。

つまり、情報量の長さから内容を突き止めてしまうことができるということなんです。

イスラエルのネゲヴ・ベン・グリオン大学に所属する研究者らが発表した論文では、AIの応答の約29%を正確に再現することに成功し、応答の主題を55%の確率で推測できることがわかりました。

対策方法

このような攻撃から守るためには、以下のような対策が考えられます。

  1. 一度に全部の答えを送る

    • AIがすべての答えをまとめて一度に送信することで、個々の答えがどれくらいの長さかを隠すことができます。

  2. 答えに余計な情報を加える

    • 応答に関連しない余計な言葉を加えることで、真の情報を隠します。

  3. 複数の答えを一緒に送る

    • 複数の質問に対する答えを一つにまとめて送ることで、どの答えがどの質問に関連しているのかを分かりにくくします。

これらの方法は、AIアシスタントを安全に使うための重要なステップです。

しかし、これらの対策が完全な保護を提供するわけではないため、常に警戒し、最新のセキュリティ情報に注意を払うことが重要です。

最もカンタンな対策は、"読み取られて困る情報は入力しない"ことですね。

まとめ

AIアシスタントは便利ですが、その安全性を確保するためには注意が必要です。

この記事が、AIアシスタントのリスクを理解し、適切な対策を講じるための一助となれば幸いです。安全にAIを楽しみましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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