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【強度近視、視力を良くするICL手術までのプロローグ】



初めまして。
こちらは現在進行形(R6/1/27)で更新していく私の目の治療レポになります。今病院で書いてます。

初めての眼鏡で死にかけた、世界で一番目が悪いと言われた、視力を良くしようとしたら失明一歩手前だった話など。

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ICL(目の中にコンタクトレンズを入れて視力を良くする手術)のための検査は2日間と伝えられた。

1週間前から眼鏡を着用するように言われ、私は人生で初めて眼鏡を作った。


眼鏡屋さん(J⚫︎NS)で店員さんに
「眼鏡をお作りするのは初めてですか?」と聞かれて「はい」と答えた。


「ちなみにコンタクトの度数とかはお分かりですか?」
の質問に「−9くらいです」と返答すると

「なるほど!?」と大きな声をあげられて

「眼鏡をお作りするのは初めてですか?」と一言一句違わずもう一度聞かれた。


よくあり得ないと言われるけれど
私は−9の強度近視だが眼鏡を作ったことはない。

小学3年生の時には、1年生から6年生までの学校全体で読書ランキングトップ3に入るくらい活字中毒でもう目が悪かった。

しかし小学5年時から最先端の技術を受けて視力矯正をしてきたから眼鏡は必要なかったのだ。

(オルソケラトロジーというもので、目の中にハードコンタクトを入れて寝て起きてとる視力矯正)



それを高校卒業まで続けた。
しかし、眼球の成長に技術が限界を迎えてそこから約10年ソフトコンタクト常用者に。


災害時にコンタクトをつけられないのが怖いのもあったが、もうコンタクトを洗ってつける日々に私は飽きたのだ。

レーシックは角膜の厚みが尋常じゃないくらい足りず適応外
私に残されたのはICLだけ

ありがとう技術の進歩。


そして人生で初めて眼鏡をかけて私は死にかけた。


まず一歩も歩けない。階段が降りられない。距離感が分からない。レンズの外側が歪んで気持ち悪い。
吐きそうになった。
でも眼鏡をかけないと文字は潰れる。

夜は真っ暗な世界に光が瞬いているだけ。
視界には人はおらず電飾だけの世界になる。

イメージ図↓

クリスマスみたいで綺麗だね


見えてないわけじゃないけど限りなくモザイクの世界。リアル抽象画。


それを1週間耐えてようやく私は検査の日を迎えたのだった。

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