Web3.0とかインダストリー4.0とかSociety5.0の小数点表記について

単語の後に世代を表す数字を併記することってたくさんありますよね。
タイトルもしかり、USBとかスマホの型番とか。

でも最近の、特にIT分野でX.0っていう無駄な小数点表記が多くないですか?

普通に整数でWeb3とかにすればいいと思います。
言いやすいですし、書きやすいですし。

でもイキって小数点表記にしたがるものもある。

小数点を付けることに意味はあるのでしょうか?

パッと考えたのは、
「整数だとメジャーアップデートしか表せないが、小数点表記ではマイナーアップデートも表すことができる」
ということでしょうか。

実際に使われているのはBluetoothやUSBの規格。
Bluetoothの4世代は4.0, 4.1, 4.2があります。
ちなみに最新版は2021年7月13日に発表されたBluetooth5.3だそうです。

USBの3世代は3.0, 3.1, 3.2が存在します。
マニアックな話になるので飛ばして頂いても結構ですが、実はUSB3.1は「USB 3.1 Gen 1」と「USB 3.1 Gen 2」が存在します。
USB3.2は更に「USB 3.2 Gen 1x1」「USB 3.2 Gen 1x2」「USB 3.2 Gen 2x1」「USB 3.2 Gen 2x2」の4つが存在します。
更にややこしでのですが、USB 3.0 と USB 3.1 Gen 1 と USB 3.2 Gen 1x1は名前が違うが中身は全く同じものなんです。

話を戻しますと、
小数点表記ですとマイナーチェンジしても世代を維持しつつ改善版だという旨を世に知らしめるという利点はありますが、USBのように訳の分からない規格へと変貌し、より利用者を混乱させることに繋がりかねません。

実際にUSB4世代目はUSB4.0でなくUSB4になるそうです。
これでいいと思います。

かっこよさやキャッチーさを求めて3.0とか4.0とか5.0とか止めにしませんか?
小数点表記は必要な時にひょっこりする程度でいいんじゃないでしょうか?

整数表記に幸あれ