加藤 那美子

漆作家。埼玉で日常の漆器づくりと、漆畑。

加藤 那美子

漆作家。埼玉で日常の漆器づくりと、漆畑。

最近の記事

漆工の布を探しに、大麻博物館へ 

大麻布に興味がある カラムシとの違い 栃木県那須町にある大麻博物館に行きました。 なぜ大麻に興味があるかというと、漆工の下地に麻布を使うからです。 私の作る漆器には「布着せ」を施しているものが多く、木地に糊漆で布を貼り、器を割れにくくしています。 布着せをするだけでも高級品、手間が掛かっていると言われるけれど、 布は麻か木綿(多くは寒冷紗)かランクがあり、 更に麻っていろいろ… 漆下地の布着せの素材なんぞ、いちいち話題にしていられない、ニッチ過ぎて殆ど消費者に届けられな

    • 春のウルシを食べる

      ※古来よりの塗料「漆」が採れる木がウルシ。 ウルシを食べるとかぶれる事があります 縄文うるしパーク改め、埼玉の漆畑(仮) 2023.4.11 毎年恒例のウルシ天ぷらをしました。 今回はFEEL Jウルシピクニック主宰の加藤千晶さんの漆文化講の特別編として開催しました。 私は場所と道具と材料を提供する役目で気楽な立場で皆さんとご一緒しました🙌 例年より小さくゆるいウルシ天ぷら会のはずが、以前より埼玉に漆を植える会に問合せのあった東京漆器商工業共同組合の方々、東京藝大の三田

      • 日本の漆のために遠方でできることを探る。埼玉県で岩手県の漆掻きさんに会う

        2023.3.20 岩手県二戸市の漆掻き、長島まどかさんが埼玉の漆畑に遊びにきてくれました☀️ 岩手県は日本産漆の7割以上を生産、 「漆掻き」はウルシ(木)から漆(塗料)の元になる樹脂・樹液を採取する人です。 InstagramでDMを頂き、今回初対面でしたが長島さんは実は埼玉縁の人。 (茨城県奥久慈の漆掻きの岡さんも埼玉出身だし、各地の漆生産に埼玉の影がチラホラ。) 岩手県の漆生産現場のリアルなお声を聞けました。 関東からネットを見てるだけでは分からない事が多い。

        • 戸惑いを越えて手に取ること。書籍「台所と食卓の名脇役」

          細萱久美さんの書籍で赤いドットのボウルをご紹介頂きました 「台所と食卓の名脇役 食にまつわる道具たち」 淡交社  ご愛用・ご紹介頂き、驚きと嬉しさを感じています。 ありがとうございます。 この本が多くの方の手に触れますように! 本の中で、細萱さんは私の漆器に最初は戸惑いを感じられたとあった。 …そうですよね、と。 私自身いつも作る時本当は戸惑っている。 「私はこんなが好きなのですが、、アリでしょか?!」 という気持ちでお取引店さんに投げパス。 (もう手放した時には戻れ

        漆工の布を探しに、大麻博物館へ 

          縄文うるしパークをやめちまおう!

          (漆畑自体はやめないです✋) (縄文うるしパークについてはこちらを見てね) 縄文うるしパークというのは私が2019年に埼玉県蓮田市で始めた漆畑です。 Instagramで発表しましたが、縄文うるしパークをやめます。 みんなに愛されてきた「縄文うるしパーク」 漆関係の行く先々で「縄文うるしパーク!」と言って頂き、「あ、、ありがてぇ」とは思ってきました。 区切りをつけるに至った理由はInstagramの投稿の通りです。運営の私の負担を減らさねばなりませんでした。 しかし

          縄文うるしパークをやめちまおう!