リーダーの責務と悩み

 グループマネージャの醍醐味は「グループ/課の未来をデザインすることだ」とマネージャー就任後に書き綴りました(過去note1)。その約1年後、事業系列の異なる別グループのマネジメントを引き受け、セクションリーダーと役名も変更することになりました(過去note2)。負荷は上がると当然予想していましたが、その上がり方は予想以上であり、そのあとは苦労を綴る記録が続いています。

 結果的に職位者となってから

・イケイケどんどん好調事業
・予算シュリンク事業
・撤退戦展開中事業
・スピード垂直立ち上げ新規事業
・速度ゆっくりシナジー追求型新規事業...
・産学官連携

上記に関連する多様なRDテーマのハンドリングを経験するに至っています。
1つの事業部のRDテーマポートフォリオをデザインして、戦略的なRDを展開していくのだ〜!と嬉々としていた状況からは、同じ職位者でも随分状況が変わりました。それぞれケアすべきポイントが違うので、頭の使い方や関わり方もひとつとして同じものがないという…

今の自分のリソース配分を客観的に捉えると、
・未来の組織デザイン:20%
・各テーマへの”介入”とフォロー:50%
・”できていないこと” への対応:30%
で合計100%という形でしょうか。

経験を積むことを良しとしながらも、時間とリソースは有限であり、中途半端な介入は後悔を招く結果にもなりうるリスクもあり。

そのような心持ちを上長に適宜吐露するのですが、上長もその上の職位者も深刻な問題にリソースを取られている様子。

それぞれの職位でやるべきことを無理しすぎない範囲で実践する。そういうある程度の割り切りが必要ですね。

耐えるフェーズがまだしばらく続きそうです。

業績が上がることが特効薬。
でもそのような魔法は個人の力では起こせない。

景気変動に強い組織、上も必死になって考えていると思いますが、ライフワーク的なテーマになるんだろうなと。

ひとまず、会社が注目する
・スピード垂直立ち上げ新規事業
にセクションリーダーとなったおかげで関与できているので(実質的な実行メンバーは別ですが)、これが上手くまわるように技術と事業開発の両面でしっかり勉強しながらも貢献したいと思います。


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