絶賛ゴールデンウィーク中

就職して10数年経過。今までゴールデンウィークをゴールデンウィークとして休むなんて無かった。社会人になって初めてのちゃんとしたゴールデンウィーク。そして今年は特に長くて特別なゴールデンウィーク。めでたく平成ジャンプにもなりまして、こんにちは令和時代。天気は悪いし予定もないしゴロゴロしてはいますが、こんな贅沢なこともなかなかあるものではないと思い直し、とことんぐうたら過ごす。

本でも読むかと随分前に電子書籍で購入していた「コンビニ人間」を読んだ。大型連休を予定もなく過ごしている時に読むものではなかったかもしれない。ただの休日であれば「私はコンビニ人間じゃない。明日から頑張って働こう」と自分を鼓舞できるが、生憎というか何というか明日も休み。そして明後日も。あと数日休み。

平成ジャンプという言葉。最初は去年末あたりにツイッターで話題となって、今更テレビでも取り上げられるようになったと認識している。流行る言葉というのはそれに適合する人が割と多いから流行るのであって、平成ジャンプは決してマイノリティではないのかもしれない。それがこれからの令和なのか。

とは言え、年下の同僚が結婚するとなれば「あなたも頑張れ」なんてデリカシーのないことを言われたりもしてなかなか生きにくい。何を頑張れと言うのだ。頑張って働いて自分で納税してるわ。何を選択するかの問題であってそれ位は個人の自由だ。しかしそれを言えば場が白けるので言わない。職場の人間に徹する。まるでコンビニ人間だ。

生きにくいながらも、好きなものを好きでいられる自由を持っていることで生きやすくなったりもする。派手なピンヒールや華やかな服。「ニューヨークで買ってきた」と言えば「さすがだねー」と言われる。女性はお風呂に浸かってゆっくりバスタイムを当然の癒しとして認識しているグループの中で専らシャワー派だと言えば奇異な印象を与えるが、「ニューヨークにいた頃、シェアしてるとゆっくりバスルームを使う訳にもいかなくてそしたら入浴する習慣が無くなった」とでも言えば「なるほどー」となる。相手が知らない世界の情報を持ってそれを武器にすれば、生きにくさもいくらかマシになる。それが経験。

学生時代からの友人が旦那さんとそのご家族と一緒にパン屋を始めて1年。たまに遊びに行くが子どももできて忙しそうにしている。私は一人でパンを齧ってコーヒーを啜って一人で帰る。流行る本や歌があるのだからきっとみんな同じように相手を見ているのだと思っている。みんな悩んでいる。みんな幸せになりたいと思っている。新しい時代が良い時代でありますように。
さてSixTONESの生配信観よ。

#コンビニ人間 #平成ジャンプ

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