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ストレスと向き合い、自分を理解する

最近、耳が聞こえずらくなって、病院へ行った。
教師として、大事な授業を控えていたから、急いで治さなきゃと思って、少しいい病院へ行った。
でも、原因はわからなかった。そこで言われたのは、「ストレスですね。」という言葉だった。

他にも体の節々が痛んだり、夜中に何度も起きたりするが、ネットで調べてみたら、「ストレス」という言葉が出てくる。

驚いた。
自分がストレスを感じているといる事実に…。

「そうだったんだ。」

その言葉が頭から離れなくて、「自分は何に対してストレスを感じているんだろう」と考え始めた。


仕事…うまく行っている。(本当は将来起業したいけど、すぐはできないから自分で割り切って、今の会社で働けている)大変なこともあるけど、最終的にはやりがいを感じている。そういう方向に自分を自分で導くことができると思っている。

恋愛…恋人がいないことに何とも感じていない。まずは自己実現できてから、って思ってるから。

一体、何に対してストレスを感じているんだろう。

「お金」だ。

私は、大学時代に借りた奨学金を返すまで、起業できない。
起業したら、安定しないと思うから。
強い気持ちがあっても、起業して”すぐに”安定する確率はごくわずかだと思っている。
だから、私は社会人として、ある社長の企業で働くことをやめられない。
親にも迷惑かけたくない。

大学で学んだことに後悔の気持ちは1ミリたりともない。
自分の世界が広がって、自分の勉強したいことが勉強できて、あそこであの時にしか経験できないことがたくさんできたから。
それぐらい、私の大学生活は充実したものだった。

そんなこんなで、奨学金の返済に関して考えると、私はいつも頭を抱えてしまっている。

ある夜、お金のことを考えすぎて、「日本に戻って、実家とかで暮らしながら、お金貯めた方が、早く返金できるんだろうな。完済してから、カンボジアに戻ってくるものありだな。」と思って、実際に計算したこともあった。

今日だって、好きな場所で好きなものを買って、嬉しい気分になる一方、口座の中のお金を確認してしまった。
(使ってから減っているのは当たり前なんだけど)
これを見るたびに私は、「お金、たまらないな。いつになったら、完済できるんだろう。」と不安に思うのだ。

この気持ちをカンボジアでの生活が長い先輩に相談しようとした。

そんな時、生活の中であたたかい気持ちになる出来事があって、相談するのをやめた。

きっと、これからもカンボジアは何度も私を引き止める。

「日本に帰った方が…。」

と思うたびに、カンボジアの人々が、私の心からカンボジア愛を引き出して、「ここにいたい。」と思わせる。


今回のことで自分のストレスの原因が「お金」だということがわかった。
また、自分がお金に対して、「節約しなきゃ。」と思っていても、実際節約できていないんだ、って理解することもできた。

わかったところで、これから、どうしたらいいんだろう。わからない。

とりあえず、明日、新しい銀行の口座を作って、奨学金を完済するための口座と私用で使うための口座を分けてみようと思う。

これまでお金をコツコツ貯めることが得意じゃなかったけど、やってみようと思う。
(以前に、封筒に分けて入れて「食事代〜ドル」とかって制限していたけど、結局1ヶ月しか続かなかった。財布や口座にお金があると思うと、目の前で好きだと思ったものは買ってしまうんだと反省している。)
目先の幸せも大事だと思うけど、「奨学金完済のためだ。ここで我慢すれば、1日でも早く、実現したいことのために事業をおこせる。」と思って、留まることが、今の私には必要なんだと思う。

改善に向かって、行動に移してみよう。



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