20時頃、ベッドのまま運ばれ一時入院場所に収容される。
身長・体重を計らせて欲しいと言われ12時ぶりぐらいに起き上がり車椅子でその場所まで運ばれる。尿道カテーテルが入っている状態で動くのはかなり気を使う。とっても違和感があるし、抜けたりしないか怖いし、少し痛い。これが入ってから動くのを一切諦めた。尿がしっかり出てる事が確認出来たら抜いてくれるのだそう。早く取って欲しいなあ。

そして体重を測ると5キロも増えていた。
こんなにも水を抱えていたのか。どうりで痛くて苦しいはずだ。

ベッドに戻って1人になるとお腹が空いてきた。お腹はぱんぱんだけどお腹は空くんだよね。朝、病院に行く前に何口かお粥を食べたっきりだけどどうやら夕飯は出ないらしい。
旦那に「お腹すいたなぁ」と連絡すると待ち時間の合間にOS1とみかんゼリーを買って荷物に入れておいてくれたらしい。なんていい旦那なんだ。
全部は食べれなかったから、みかんを優先して食べてゼリーはほとんど捨ててしまった。そのぐらいでぱんぱん。

本当、旦那が居てくれてよかった。家族にも友達にも頼るのが苦手なわたしには、本当に大切な存在だなと思った。

持ってきて欲しい入院グッズを考えていると、救急で運ばれて来た人が次々と同じ一時入院場所に運ばれて来る。患者さんも看護師さんも大変だなぁと思っているうちにウトウトして眠ってしまった。
慣れない場所でぐっすりは寝られず、注射・点滴交換・尿量の確認で看護師さんが来るたびに目を覚ましてしまった。それでも、何かあった時にすぐに診てもらえる病院に居るという事は安心だなぁと思った。