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体を張って語学習得観察日記⑤

 語学学習アプリDuolingoで楽しく365日のインプットをひたすら続け、ついに次なるステップ「アウトプット」。そう、オンラインのスピーキングに挑むべくカフェトークで体験レッスン。

 紹介動画と25分1,000円という飛び込みやすい設定のレッスンをしている先生の体験を受けてみた。ベネズエラ出身の英語とスペイン語講師の先生で、日本語は話せないのが私には好都合。次なる目的は「話しながら話せる様になりたい」の実験なので、とにかく25分のフリートーク。月に2回隔週ペース。

スペイン語レッスンデビュー

 Skypeを使った授業。最初の¿Cómo estás?(元気?)で早速「えっとえっと...」としどろもどろになった私に、先生が優しくアシスト。さりげなくヒントを出しながら最初から答えを言わずに私に思い出させるスタイル、好き。私も教える時よくするんだ。スペイン語で伝えることができないから心の中でそっと先生に共感する。

 最初の挨拶で緊張したものの、先生が聞いてくるカジュアルな会話の内容の中に一年間インプットした言葉が少しずつ浮き出してくる。「あ、今お天気の話されてるぞ」「あ、多分これってこういう質問だ」とだんだん掴める言葉が増えてきて一人喜ぶ。でも答え方がわからなくて悶絶。苦し紛れに英語でヘルプ要請を出すと、ゆっくりとヒントをくださる。例文で思い出させてくれたり…スッと答えだけを出してこない感じ、本当に好き。この先生についていく!

 相変わらずしどろもどろな会話だし、先生はきっと赤ちゃんに話しかけるくらいのスピードで話してるんだろうな〜ってくらいゆっくり話してくれるけど、全部が楽しい。私はと言うと、言えたこと通じたことが1mmでもあったら最高の気分。私、まだまだいけるぞ!と自己肯定感マックスになって25分終了。
 

レッスン4回目で劇的な手応え

 3回までレッスンをしてみて、ある程度毎回聞かれることはわかってきた。答え方もわかる。ただ、先生がとても優しくて素敵な方なので、もっと話したいと思う様になった。今は天気とか日付とか気温とか私の仕事とか、基本的な会話ばかりだけど、先生ともっと世間話をしてみたい。そう思って、4回目のレッスンの前に今まで出てきた言葉とそれに対する応答を全部覚えることにした。そして「質問がいくつかあります」と切り出して先生に質問してみることにした。前回まで先生が聞いてきたことの単語を言い換えて他のことを聞いてみよう。例えば「英語を教えるの、好きですか」って前回聞かれたので「旅をするのは好きですか」と単語を言い換えてみたらどうだろう。

 そしてレッスン当日。マトリックスの最後のネオになったみたいに、弾丸がスローに見える。先生の質問が瞬時に理解できて、ただ「今日は暑いです」ではなく「今日はそんなに暑くなくて、涼しかった」という様に少し工夫して話してみた。

 途中で「質問しても良いですか」と尋ねて、質問スタート。準備していた質問を先生にする。先生の答えに興味を持ったら、さらに話題を掘り下げる。多分文法とか名詞はぐちゃぐちゃだったかもしれないけど、先生の話はいっぱい聞くことが出来た。先生は同じ質問を私にしてくるから、なんだかちゃんとした会話っぽくて楽しい!やっぱり予習復習は大事。

 また次回が待ち遠しい


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