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【インクルーシブ】小学校から高校まである通級という制度を知っていますか?

みなさんは、通級というのをご存知ですか?私が知ったのは、下の息子が中学1年の時です。それまで、上の2人子どもの時には、聞いたこともありませんでした。

通級教室とは、普通学校の普通学級に通う児童、生徒が、困難を感じている部分を指導を行うものです。基本的に個別な指導です。ですから、支援学級に在籍していると対象外になります。
この事を聞いたのは、中学の時で、中学校に通級担当の先生はいましたが、その先生は、あまり知識も意識も感じられなく、支援計画書の作成に立ち会っていただきましたが、その後、なにも接触はなく終わりました。私も、期待していなかったですし、そんなものとしか思っていませんでした。

しかし、調べていくにつれて、通級がいかに大切かと感じるようになりました。

通級の歴史
通級制度は、1993年に作られました。結構昔ですね。そして、2007年、LD、ADHD、自閉症スペクトラムも通級の対象になりました。

ある先生は通級の指導として、採用されて、中学校に赴任しましたが、その中学校では、部活の引率など、通級以外の仕事もしないといけないと言います。
息子の中学校の通級の先生は、上の子の、受験の担当でもありまして、志望動機の書類から、面接まで時間も結構使って指導していただきました。

しかしながら、本来、その仕事はするべきではなく、通級の生徒の指導に時間を割くべきです。息子は、通級に行ったのは、たった1回だけで、それ以外は、その先生から、連絡があることはありませんでした。

通級がうまく機能しなければ、インクルーシブなんて夢のまた夢だとおもえてなりません。そのために、一般に通級が認識されなければいけないと考えます。

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