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― シンプルで、しなやかに ― 日々、考え続ける ―

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    読んだ本の感想を徒然なるままに書き留めています。

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noteについて+自己紹介

・10年以上続けてきたブログの記事を読み返して、noteに転載しています ・読書日記は現在から過去に遡って転載しており古い内容を含んでいます ・中国に駐在経験あり。現在はアメリカで勤務しています noteについてこれまで別のブログに10年以上、読書日記を書き続けてきました。本を読んだ感想だけでなく、読書や仕事を通じて考えたことをブログの中に書き連ねてきたのですが、情報量が増えてしまい、筆者である私自身どこに何を書いたかが分からなくなっていました。 そこで、本当に大事なこと

    • 2320 『夜明けのすべて』

      ◇2320 『夜明けのすべて』 >瀬尾まいこ/水鈴社 優しい気持ちになれる心温まるストーリー。 メンタルに課題を抱え、大企業を辞めてしまった男女2人。PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない藤沢と、パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。再就職先は従業員6名の小さな会社・栗田金属。やりがいは少ないが頑張らなくてもよい仕事。そんな環境で2人は少しずつ互いを理解し合い、助け合っていく。そこには恋愛感情も、友情すらないのだが、なぜか互いに気を使わなくてもよい存在が心地良

      • アメリカで眼鏡を新調

        アメリカで眼科を受診したことは先日記載した通り。日本で作成した老眼鏡の度が合わなくなり、近距離の読書が辛くなってきたので、眼鏡を新調することにしたのだ。眼科で作成してもらった処方箋をもって近所の眼鏡屋に行ってきた。 処方箋があるため、眼鏡屋では特段の検査を行わず、フレームを選ぶだけ。基本的には日本の眼鏡屋と変わらず、店に陳列してあるフレームから好みのものを選んで手渡すのみ。 フレームによってはレンズは別料金のようだが、幸い私が選んだものはレンズ込みの値段であった。いろいろ

        • 2319 『MBAリーダーシップ(新版)』

          ◯2319 『MBAリーダーシップ(新版)』 >グロービス経営大学院/ダイヤモンド社 リーダーシップに関する理論がコンパクトに纏められている良書。 今更MBAを取るつもりはないのだが、米国でのリーダーシップの発揮の仕方に行き詰まりを感じ、たまたま知り合った方の勧めもあってグロービスの授業を一コマだけ受講してみた。いわゆる単科受講というやつだ。講師の質はもちろんのこと、メンバーにも恵まれ、特に30代と思われる若い世代の方や日本人以外の参加者からの発言には大いに刺激を受けた。

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        noteについて+自己紹介

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          2318 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』

          ◇2318 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 >ガイ・ドイッチャー/早川書房 自分自身で言葉に興味があると思っていたのだが、言語学にはさほど惹かれていないことを実感。 先日、『日本語が消滅する』という本を興味深く読み、その延長線上で本書も手にしてみたのだが、今ひとつだと感じてしまった。本書を読んで、私が興味を持っているのは日本語であり、その文字の由来となっている漢字であることに改めて気づいたのだ。 これは中国に駐在した経験が大きいと思う。彼の地で一所懸命に中国語

          2318 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』

          英文PDFの読み方

          先日、英語の「こなし方」について記載したが、実は困るのが長文のPDF。 まず、コピー可能なPDFであっても、改行部分に連続性がないため、DeepLのような翻訳ソフトに貼り付けると、英文がぶつ切れになってしまい、きちんと和訳されないのだ。 またフォーマットによってはコピーできないタイプのPDFも存在する。そういった場合は、翻訳ソフトに貼り付けることもできず、これまではお手上げ状態であった。 PDF化されている文章は大量であることが多く(感覚的には20ページ以上のものが多い

          英文PDFの読み方

          英語の「こなし方」

          最近、英語学習に関してマンネリを感じるようになってしまった。米国駐在もほぼ4年。通常の仕事のやり取りでは、ほとんど苦労することがなくなったせいだ。語学の4つの要素、聞く、話す、読む、書く、に関しては、次のような感じでこなしてしまっている。 「こなしてしまっている」とあえて書いたのは、自分でもちょっとサボっている・手を抜いているなと感じているから。もう少しちゃんと勉強した方がよいのかもしれないが、英語はあくまでもコミュニケーション・ツールであり、英語を上達させることよりも、き

          英語の「こなし方」

          2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み』

          ◇2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み(第3版)-ファブから検査まで製造装置を俯瞰する』 >佐藤淳一/秀和システム こちらも前著と同時に購入したのだが、どちらか1冊を持っていれば十分ではなかろうか。 ちなみに半導体プロセスの方は2020年の出版、本書は2019年で少し古い。日進月歩の半導体業界にあたって5年の歳月は大きいが、基本的な仕組みはあまり変わっていないだろう。また、本書では検査装置が取り上げられている。前著はその名の通り製造プロセスにつ

          2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み』

          2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み』

          ◇2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み(第4版)-シリコンが半導体になる製造工程を俯瞰』 >佐藤淳一/秀和システム 入門ということで手にしてみたが、私には詳細すぎる。辞書的に使うのがいいかな。 半導体は最新兵器にも使用されるとのことで、安全保障上のクリティカルな技術だと認定され、地政学的な要素も絡む存在として一躍脚光を浴びるようになった。これは中国が半導体の増強に力を入れてきたことが大きな要因だ。しかしながら、振り返ると日本企業が世界の半導体市

          2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み』

          Chat GPT活用:英単語リストの整理

          調子に乗ってもう1つ、ChatGPTの活用を行なってみた。 こちらも長い間先送りにしていた英単語の整理である。仕事で同僚と会話をしている時に、意味が分からなかった単語を書き留め、書き溜めてきたのだが、これが400個近くになってしまった。適宜、日本語の意味を調べてエクセルで単語帳のようなものを作ってきたのだが、表記方法などがバラバラで使いづらい。手元に置いて暗記したいと思っているのだが、そもそもの整理ができないでいた。 そこでChatGPTにその単語リストをバカっと貼り付け

          Chat GPT活用:英単語リストの整理

          Chat GPT活用:ブログの要約

          何冊か本を読み、ChatGPTをもっと活用してみたいと思った。 まず手始めに着手したのが、ずっと面倒だと思って先延ばしにしていたブログの要約。少し前に「要綱」というカテゴリーを作成して、これまでに自分が書いてきたブログの内容で、特に重要なものをまとめ直しているのだが、人物に関する記述はボリュームが大きすぎてなかなかやる気が起きなかったのだ。 これまでに読んできた本や雑誌からの抜粋を、取り敢えずカテゴリー毎に整理して、重複しているものを削除して、というところまでは進めたのだ

          Chat GPT活用:ブログの要約

          2315 『AIの衝撃』

          ◇2315 『AIの衝撃-人工知能は人類の敵か』 >小林雅一/講談社現代新書 ChatGPTに関する情報を得てから読むと、時代の移り変わりの速さを感じさせられる。 AIに関しては数年前にディープラーニングの原理などを少し勉強したことがある。根っからの文系頭の私には理解が難しく、なんとなくの概念しか分からなかった。そのうち、原理が分からなくとも使いこなせばよいのだと、ある種の開き直りをもって対峙すればよいと思うようになった。 本書は2015年に発売された書籍。ちょうど私が

          2315 『AIの衝撃』

          2314 『アフターChatGPT』

          ◇2314 『アフターChatGPT- 生成AIが変えた世界の生き残り方』 >山本康正/PHPビジネス新書 堀江さんのAudibleを聞いた後だったので、活用方法については重複している点も多かった。 第2章のAIの歴史は勉強になる。過去に何度か本を読んで勉強したことがあるが、改めて振り返ってみることも大切。よくまとまっていると感じた。特に生成AIは「中国語の部屋」と同じ原理であり、最適な回答を鸚鵡返しにしているだけという指摘は慧眼であると感じた。 一番印象的だったのは、

          2314 『アフターChatGPT』

          2313 『堀江貴文のChatGPT大全』

          ◇2313 『堀江貴文のChatGPT大全-今やらないやつはバカ!』 >堀江貴文/幻冬舎 ChatGPTの活用事例がたくさん紹介されており、自分も使ってみなければという気にさせられる。 堀江貴文のというタイトルがついてはいるが、実際には各業界でChatGPTを使いこなしている人たちの先端事例が紹介されている本。 Audibleで聞いたので、ちょっと断片的になってしまうが、キーワードだけでも記録しておきたい。この手の最新情報は、雑誌的に読めば良いのでAudibleでも十分

          2313 『堀江貴文のChatGPT大全』

          タイパは悪か?

          コスパとはコスト・パフォーマンスのことで費用対効果の英訳。これに対して最近若者たちの間で流行っているのがタイパ、つまりはタイム・パフォーマンスである。何かを得る際に必要な時間と、そこから得られる効果の比率のことをいうらしい。短時間で大きな効果が得られると、タイパが良い、となる。 そもそも時間というのは、唯一万人に公平に与えられたものだ(まぁ金持ちの方が健康に良いものを食し、良い医療を受けることができて長生きするかもしれないが、それはさておき)。その時間をいかに有効に使うかと

          タイパは悪か?

          2312 『コーヒーが冷めないうちに』

          ◇2312 『コーヒーが冷めないうちに』 >川口俊和/サンマーク出版 ちょっと苦手なタイプの小説かな。。。 こちらで知り合ったアメリカ人の方から紹介いただいた本。アメリカ人に日本の書籍を紹介してもらうというのも妙な話だが、本書は英訳されているらしい。たまたま愛犬の話になり、その方の犬の名前がFumikoという。なぜFumikoなのかと聞くと、この小説の登場人物(二美子)であり、大変感動したから名付けたそうだ。 そんな経緯もあり、興味を持っていたところAudibleの聴き

          2312 『コーヒーが冷めないうちに』