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私がこだわるiphoneでの写真の撮り方

今回はよく質問していただく写真加工の方法の前に自分なりに工夫している写真の撮り方について書いていきたいと思います。
私はレタッチ方法については海外のインフルエンサーの講座などを受けるなどしましたが写真の撮り方は完全自己流です。
カメラマンでも何でもないので私の撮る写真が好きだなと思う方には見てもらえたらと思いますが、本格的に学びたいのであればおすすめじゃないと思うので最初に記しておきます。この記事に載せている写真は全てiphone12で撮ったもので無加工のものです。
また例に出している写真は海外旅行中のものが多いので参考にならなかったらごめんなさいm(_ _)m

そして大前提として私が写真を撮るのが好きなのは素敵な思い出をそのまま残しその時の情景や思い出を振り返ったりできるからです。また海外に行っているときはそこで暮らしている人々の暮らしを残したいと思っています。
なので温かみがあったり生きている感じがする写真が好きなのでそういったテイストの写真の紹介になると思います。



①日常を切り取る

◾️構図を考える

まず写真を撮る際に一番意識していることは写真の構図です。
・男の子越しに見える州議事堂
・お料理越しに見える能
・クルーズ船の先に見えるエッフェル塔
このように目先に存在する人・物だけにフォーカスせずに風景や背景にあるものと上手く融合させて構図を考えると1枚の写真の中でも見える情景が広がり、ストーリー性を感じられるようになると思います。

◾️できる限り人を入れる

人を撮る時には言葉を選ばずにいうと盗撮になってしまうので、あくまで人の顔がはっきり写らない(個人を特定できない)・長時間シャッターを切らないようにする(一瞬で撮る)ことは気をつけなければなりません。
ただ、人が入っている写真だとそこで生きる人々の服装などから季節感・温度感が伝わってきてそこで流れている時間を思い出すことができるので建物や風景だけの写真より私はとても好きです。

◾️観光地でない場所を敢えて撮る

例えばただの通りや公園、乗り物の中など観光名所やランドマークじゃないところを撮ると自分にしか撮れない写真に近付くと思っています。
もう二度と通ることはないだろう道や地図を見ずにただ歩いていたら出会った公園などその時の自分しか出会えない風景を残しておくのが好きです。
なので気合を入れて観光した日や友人と出かけた日以外の単純で質素に感じてしまうなんて事のない日もシャッターチャンスは無限にあると思います。

②構造を考える

◾️半分半分の法則

こちらはその名の通り写真一枚の中で左右半分で捉える対象を真逆のものにして対比効果を生み出すものです。
・左は自然&人、右は都会的な建物
・左は建物、右は青々しい空(時計を軸に半分に分ける)
・左は立ち並ぶお店、右は山&自然
カッコつけて記していますが道の真ん中などで撮るとこういった構図をすぐに生み出せると思います。ただ建物だけ、人だけにフォーカスするよりいろんなものが溢れる情景の中では対比効果が生きた写真を撮る秘訣だと思っています。

◾️どこから撮るのがベストか

私はデザイン性がある建築物がとても好きなのでそのデザイン性を立体的に見せるために上から撮影することが多いです。(もちろん上層に行くにつれデザイン性が上がるものは下から上を撮ります)。
1枚目のプールの写真もプールと同じ高さから写真を撮るより2階から撮った方が全体が写って開放感が出るのでもし撮りたい被写体より上の高さに行ける場合はこういった撮り方も良いのではないかと思います。

これは敢えて真正面から撮った写真たちです。
こういったふうに写真の中に「線」が多いものは敢えて正面から撮ったほうが整頓されて見え、綺麗に撮れると思っています。次の目次で紹介しますが縦線・横線が多いものは歪んで見えたり曲がって見えたりと写真を撮る際に一番難しいので1、2枚目のように左右対称になるように撮ったり3枚目のようにお花が多くごちゃごしゃな写真と見られないように真正面から撮るのもコツかなと思います。

③写真のクオリティを上げる

◾️縦方向・横方向・傾きを修正する

この修正は本当に大切だと思ってるポイントです!自分より遥かに大きい建物を撮った場合などに起こりやすいのですが、下方面が大きく上方面にいくほど縮んでいってしまう現象を簡単にiphoneの編集画面で直すことができます。まず最初に修正すべきなのが縦方向の編集でこちらのマイナス値が大きくなるたび、後ろに倒れていた上方面の部分が前に起き上がってきてくれ、下と上で大きさの差がなくなります。ただその修正をしたことによって今度は左右差ができてしまいがちなのでその際には今度は横方向を整えます。この方向の修正をする際には線が出ていてきてわかりやすいのでその線に合わせて修正すれば良いと思います。
こういったケースでは必ず縦方向の編集はした方が良く、それによって発生した歪みを横方面の編集または傾き補正で整え、上下・左右で真っ直ぐの状態にするのが好ましいです。詳しくは画像の比較を見てみてください。

◾️ズームを使用する

ズーム撮影は自然が壮大でその立体感や壮大感を伝えたい時によく使います。こちらの2パターンともに最初の画像がズーム前で隣に並べてるのがズーム後の写真です。ズーム後の方が自分に差し迫ってきている自然の大きさを感じませんか?ズームしすぎると画素が荒くなってしまうので注意は必要ですが、自然が一番目で見るのと写真で普通に撮る時の差が激しい気がします。少しでもその壮大さをそのまま伝えられるようズームで1.5~2倍くらいにして撮ると良いと思います。


④食べ物の撮り方

◾️食べ物は上から撮る

私は食べ物を上手に撮るのが一番苦手なので参考にならないかもですが、お皿が可愛かったりたくさんのお料理を注文したり背景が美しかったりする場合には上から撮ることが多いです。もちろんポートレートなどを使ってお料理の正面からそして近くから撮るのも良いと思いますが、個人的には上または斜め上から撮ることが多いです。

◾️テーブルに余白を作る

写真に抜け感を出すために敢えて余白を使った構図にしてお料理を撮るのも良いかなと思っています。その時のコーディネートや料理人さんの手元が写ったりと、その日の情景が浮かぶ気がしますし個人的に思うのですがたまに食べ物って近くで撮りすぎると逆に生々しすぎてしまうことってありませんか?これはお料理や料理人さんが問題とのことより、立体的なカラフルなものを写真として平面で捉えるがゆえに起こってしまう現象だと思っているのですが、、なのでテーブルや床の余白もうまく活用するのも良いのではないかと思っています。


⑤おまけ

◾️おしゃれな写真を撮るために

・モニュメント越しに散歩してる人とわんちゃんの写真
・タイルをメインに人(私)のファッションだけ分かる写真
・鏡越しにお部屋が見えている写真
最初に書いた構図の話に似ているかもしれませんが、可愛いな・おしゃれだなと思うものを見つけたときにただ普通にそのまま撮るのではなくどういう動き・画角で撮ればもっと魅力的に映るかなと考えながら試していくと面白いなと思っています。

⑥写真のセンスが好きなインスタグラマー

最後に私がいつもInstagramでチェックしていて素敵な日常の切り取り方・魅せ方だな〜と思っている方々を載せてみます。みなさんカメラで撮影していると思うので遥かにレベルは違いますがこんな写真を撮れたらなと憧れています。
こんなふうに撮りたい!こんな切り取り方素敵!みたいな人を何人か見つけて参考にする方が技法等堅苦しく学ぶより良いかもしれないと思ったり。

https://www.instagram.com/hwa.min/?hl=ja





それでは最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️

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