見出し画像

フランス人にとって7月14日って?自国愛が強い!!!強すぎる


こんばんは🌙
しばらく投稿の間が空いてしまいました。それはなぜかというと、もうひとつ始めた仕事が順調にすすんでいるカラ!嬉しい悩みバンザーイ!!!

今日はですね、フランス留学中に気付いたフランス人の自国愛について書いていこうと思います。”フランス人はフランスが好き!”ってよく聞いたことがあった私ですが、それは、、、本当でした!!!

フランスでの7月14日って?

7月に語学学校に通い、ホストファミリーと暮らしていた私は、フランス人にとって超超特別な7月14日を現地の人と現地で過ごすこととなりました。

そう、その日は”パリ祭”(フランス革命記念日)!!!
1789年の7月14日に発生したバスティーユ奪取を記念する日です。1880年までは国祭日にはならなかったそうですが、その年以降はフランスの正式な国祭日になったそうです。フランス人にとって絶対王政の終わりと共和制の始まりを象徴します。


当日は何をする?


この日は祝日であり、そして盛大なパレードが行われます。主にパリのシャンゼリゼ通りでは楽器の演奏に合わせて多くの人たちや100頭近くの馬が行進。航空ショーもあり、3機の飛行機から青・白・赤の煙を出し、パリの空をフランス国旗カラーに染めるというパフォーマンスも!(←これめっちゃフランスっぽくて笑ってしまった)通りにはドーーーーンとでかい国旗があちらこちらに飾られています。(これもフランスっぽい)あと、最後のほうには有名らしい女性歌手の歌の披露も。そして夜には巨大花火がバンバンと!このパレードにはマクロン大統領や夫人も参列します。なんか朝から夜までいろいろ盛大….!!!

馬に乗って登場!!!🐴
あと国旗の量もすごいね
大統領と夫人
数時間もの間、拍手と笑顔で頑張ってる
マクロン大統領
飛行機から噴射されるトリコロール🇫🇷



私はこのパレードに興味はあったものの、パリは大大大混雑の予感だったので(本当にそうだった)、おとなしくホストファミリーの家のテレビでパリの様子を見ていました。


楽器にでさえ手厳しい!!!


ホストファミリーとテレビを見ること数十分、だいたいパレードの流れが分かってきました。私はこのあたり詳しくないので少し間違えてるかもですが、各軍をさらに細かく分けて各部隊ごとに?行進しているようでした。凱旋門をバックにシャンゼリゼ通りを通ります。トータルで2~3時間くらいひたすら行進と、演奏、それをぶっ通しで笑顔と拍手を続ける大統領たち。どっちも大変そう。


時々、演奏部隊にもカメラがまわるのですが、、、ちょうどその時演奏しているある一人の男性がどアップで映ったんですね。


そこでホストマザーが一言...


「これイギリスの楽器じゃん!!!怒」

バグパイプ


なななんと、楽器の原産国にもこだわるなんて!なんという自国愛の強さ!!!私のホストファミリーは完全なフランス人家系で、夫婦そろってフランスLOVE!
ちなみに男性が演奏していた楽器はバグパイプ。リコーダーが何本か刺さってるみたいな楽器(通じる?泣)まあ確かにフランスの楽器ではないものの、まさかそこを指摘するなて...!

これまたフランス人らしい出来事があったというわけです。

キャトーズ・ジュイエ

フランス語で7月14日のことを ”キャトーズ(14日)・ジュイエ(7月)”というのですが、その日が来る一週間ぐらい前からホストファミリーやその友達、学校の先生、みんながそれを言いまくっててもはや一つの名詞のように聞こえてきました。ただの日付けなのに。みんな言ってる内容は「ねえねえ、キャトーズ・ジュイエの日は何するの?」、「キャトーズ・ジュイエはさぁ、・・・」、「今年のキャトーズ・ジュイエは、・・・」とこの日は特別な日というのがだんだんと伝わってきました。みんなのこの日に対する執着がスゴイ!!!

テレビの背景までフランスカラー🇫🇷
そして左下に「キャトーズ・ジュイエ」の文字まで


私が住んでいた街のリールではパリほど大規模ではなかったものの、巨大な国旗の飾りや小さい演奏の行進がありました。また、前夜祭として13日の午前2時には近所で打ち上げ花火、当日14日にも午前3時ごろ打ち上げ花火がありました。(普通に大音量で夜中に飛び起きた!!!)


以上がフランスで体験したフランス人によるフランス愛でした!!!💙🤍❤️
またフランス事情について更新したいと思います。


À bientôt! (またね!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?