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中国拳法を習ったときの話

あひるちゃんが見つかり次第、ポチりとするので、こっちのブログ内容にこのイラストが良かったなぁ、って思うこともあるんだけど、見つけたらポチってしておかないと、次にいつ見つかるかわからない。

あひるちゃんが見つかるまでスクロールするんで、note戦略なのか、他の方たちの写真やイラストもたっぷりみれるという、面倒なような、楽しいような時間。それにしても、どんだけあひるちゃんのファンなんだ、という執着ぶり。何かが「好き!」って思えるのっていいですよねぇ。

エコマム記事。すっかり忘れてたけど、こんなことやったこともあったんだなぁ。多分、1ヶ月ぐらいしか通わなかったような気がする。先生がお忙しくなってしまったりして、時間が合わなくなって。そういえば、結構、面白かったんだよなぁ。

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中国拳法始めました
ひょんなことから中国拳法を習い始めた。「中国の体操をやっているところがある」と夫が見つけてきて言うので、てっきり太極拳のようなものと思って9歳の娘と一緒に体験に行ってみたら、武術だったのだ。

腹筋や背筋などの筋肉トレーニングを軽くやって、あとは柔軟体操。ここまでで30分くらいかける。柔軟体操で面白いのが、つま先をいつも直角に上げておくというところ。そうするとより「きつーい!!」ということになる。ここ数年、汗をだらだらかくなんってことはなかったのだけれど、この30分でかなり汗だく状態になる。
その後は、いろいろな形でキックをしたりパンチをしたり。日ごろ動かすよりもずっと大きい動きや、そんなことまず、しないという動きを体験。パンチをするときは、2人組で相手の人が軽い座布団をお腹の辺に抱えて、そこを目がけて「エイ!!」って感じでやるんだけれども、思ったように打てると爽快。娘と二人、思いのほか楽しかったので、下の子は夫に任せほぼ毎週、習いに行くことにしたのだ。

身体と心
あれこれ動かしていると自分の体にいろいろ気づく。腰が突っ張ってるなーとか、左の足のほうが回しやすいなーとか。体については、これまでかなりおざなりなほうだったのだけれども、こんなふうに自分の体に目を向けるのはなかなか面白い。どれくらい曲がるかな、とか。

そして、体に目を向けるのって、心に目を向けるときと似てるとも思ったりする。ちょっと時間をとって、「気持ちがどうなってるかなー」と気持ちのあちこちを動かしてみる。「ちょっと肩に力はいっているかなー」とかは、「ねばならぬに縛られすぎて、ちょっと動きにくくなってるなー」みたいな感じだし。「この動きはちょっと痛い!」とかは「おお、心のここが傷ついてたんだ」とか。「痛いけど伸ばすと気持ちいい」は「傷つきに気づいたら、そこをケアすればいいんだ」とか。

「痛っ!」への耐性
そして、「習う」ときには上達も見えるといううれしさもある。一週間に1度しかやらないのだけれど、今日は初めより腕立てができるようになったなーとか、回し蹴り(!!)が前回より上手に蹴ることができるようになったなーとか。先生が「いいですよ」とかコメントして下さるのも、新鮮だ。

そして、もう一つ「おおっ!」と思ったことがある。それはパンチやキックを受けるという体験のときに思ったこと。受けるときには「フッ!!」っという感じで腹筋に力を入れる。お座布団の上からなのでそれほど痛いということは無いのだけれど、ぼーっと受けるとやはり「うぐっ」っという感じになる。「よし、来い!」ってな感じでしっかり受けると、相手のパンチがパシンときに気持ちよかったりするのだ。

女姉妹の中で育った私。おてんばではあったけれども、手荒なことには慣れていない。そのせいか4歳の息子に突然パンチされたり、キックされたりすると、かなり悲しい気分になったり、本気で腹がたったりしていた。「なんでこんなことされるわけ?」と。筋肉質のせいなのか、息子のパンチは本当に痛いのだ。

ところがこの「フッ!!」という方法を知ってから「来るぞ」と構えると、さほどのものでもない。何であんなにプリプリしたり、ガックリしたりしてたんだろうと思えるほどだ。さらに、お師匠曰く「それは拳法のとてもいい練習」とのこと。いつ来るかわからない攻撃にどううまく対処するか、は拳法の上達に大事なことだという。

かくして息子からのパンチはトレーニンとして位置づけられ、意味があることに格上げ。ここのところ、娘と共に気分は格闘家なのです。


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