見出し画像

【小説】追放された商人は金の力で世界を救う(著:駄犬、画:叶世べんち)雑感

作品紹介

金にモノを言わせた商人の非人道的 魔王討伐が始まるーー‼︎

Sランク冒険パーティーの一員でありながら、不人気職“商人”のトラオ。
戦力として微妙な上に、金の使い込みがバレて「おまえはクビだ!」とパーティーを追放されてしまう。

仕方なく金の使い込み先だった女子達と組んで
魔王討伐を目指すトラオだが、その初仕事はなんと
全滅した旧パーティーの遺体から装備を回収するというもので……⁉︎
「関係ないよ。もう仲間でも何でもないないんだから」。
「ずっと仲間だと思っていた」と言われても、今さら遅い――。

大ヒットシリーズ『誰が勇者を殺したか』の著者が仕掛けるテンプレからの逸脱と裏切りの物語。

※ウェブ投稿サイト小説家になろうに掲載の『「足手まといなんだ!」と言われてパーティーを追放された商人は、金の力で世界を救う。「ずっと仲間だと思っていた」と言われても、今更遅い。』より大幅に加筆・修正のうえ改題しました。

雑感

✅️常軌を逸した金策がヤバイ
✅️想像の遥か斜め上を行く金の使い途
✅️236頁の挿絵がまじで好き
✅️駄犬流ハートフルギミック炸裂
✅️再び最初から読みたくなる魔法

駄犬さんのデビュー三作目。「誰が勇者を殺したか」「
モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件」と違うテイスト。読み切りなので、次巻を気にせず読めます。

タイトルから察するに、なろう系の『追放もの』テンプレ作品かと思ったけど、作品紹介にもあるように「テンプレからの逸脱と裏切り」なんですよ。テンプレはちょっと、という人ほど読んでほしい作品ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?