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君は 『よ』『る』を体現す

昨日、私の後ろで眠りこける猫を撮ろうとスマホのカメラを向けた時のことだ。

スマホカメラの優秀なAIが画面に映る彼女のことを『夜の暗闇』と勘違いした。
その為、シャッタースピードはやたら遅く、処理に時間がかかり、2回も処理落ちした。

微動打にしない黒猫は夜。

私は前に「夜ってどういう意味?」と考えた事がある。そして調べた。

『どういう意味も、なにも、夜は夜だ。大雑把に言ってしまえば日が落ちた時間帯だ』とGoogle先生は言う。

しかし私は首を横に振る。違う、違うそうじゃない。

『じゃあ、漢字の成り立ちか?夜とは月の…』

しかし私は首を横に振る。違う違うそうじゃない。

『よ』と『る』という文字と音そのものの正体を私は知りたかったのだ。

最終的にYahooが横槍を入れてきた。
《『よ』とは動かない、静かな様を古語では表すのだという。
『る』とは古語では、状態を表すのだという。
(諸説あるらしい)》

だから『よる』は静寂の暗闇の世界にあてられた音と文字なんだ。と私は少し納得した。

根本的なところは結局、解らなかったが『よる』という響きに美しい静寂を想い浮かべうっとりした。


文字そのものを考える事がある。
『あ』が何故『あ』なのかとか。
音と文字の関連性を知りたいのだ。 
漢字の成り立ちは大体動きからくる。ではなぜ、そう読むことに、発することにしたのかは中々見つからない。
音が先か、文字が先か。ではなぜそれを繋げたのか…なぜそれでいいと思ったのか。

古の人々がつくりあげてきたという「言葉」を当たり前のようにつかっているが、たまに恐ろしくなる。
本当に我々の、地球の祖先がつくったと証明出来るのか。

サンスクリット語に関しては、宇宙の言葉を無理やり地球の言葉に落としたものという謎の感覚を持っている。

少しずつつくりあげてきたのだとしても不思議。

文字以外のことも、そうやって疑っていたりする。まぁ、だからどうってわけじゃない。ただ、あーだこーだ頭の中で考えるのが楽しいのだ。

因みに我が家の小さな夜である「サク」は朔月からとったもの。ようは新月。真っ黒な彼女は、まさに夜だったのだ。

スマホカメラAI………賢いな。


そんな事を思いましたとさ。


ここまで読んでくれて有難う御座いました!
思ったことや、撮った写真、書きたいことを思いのまま勢いで書いています。

また別の記事にも遊びに来てくれたら嬉しいです!




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