夫の見た目や声は私のタイプではない。
そもそも、恋愛的な好きは私には薄い。

タイプとか、実はよくわかってないし。

いや、、初推しのあの子はタイプ…んーでも子供過ぎたから、今会ったらわからないよねぇ。

家事なんて、ほぼやらない夫。
たまに料理したり、洗濯したりしてくれるが、途中までだし、食器はテーブルに置きっぱなしだし…

口下手というか、会話下手で、眠いととにかく機嫌が悪い。本当に悪い。無言の圧力。

家での会話量の話をすると友達に心配される。
「〇〇はお喋りなのに…それで大丈夫なの？」

大丈夫…じゃない時もある。笑

まぁ、でも会話って付き合ってもらわなきゃならないから。時間取られるし。
んなわけで、こうして読みたい人が読みたい時に読んで、反応したい人が反応したい時に出来る媒体っていいよねって思ってる。　

おっと、話しがそれた。

そんなわけで、友達なんかによく聞かれるのだ。

「じゃあ、何処が好きなの？」

って。

どこって……うーん。

「私が変な挨拶とかしても、とりあえずハグしてくれるとことか？」

「なんだそれ」「ハグはしてくれるんだ？」「変な挨拶ってなに？」

夫は先に書いた通り、眠いと不機嫌というか、起動が遅いパソコンのようだ。
故に、朝のおはようだとかは忘れ去られているし、私も気にしていないのでしない。

スッカリ起動して「行ってきます」を言う時とかに、私が「行ってらっしゃい」という確率は低い。
挨拶しないとかじゃなくて「行ってらっしゃい」という言葉を使わない時が多いのだ。

お気に入り？の挨拶は「もんっ」である。

…………書いて、夫どうこうより、私の脳みそのゆるさをnoterさん達に心配されるのでは？と思えてきた。
しかし、これまでの記事もなかなかの恥晒しであるからして、今更気にしても仕方ない。
書き続けよう。

「ぬ」だけの時もある。
「ぽめぇー」と鳴く時もある。

その時の気分で挨拶している。
夫は私が立ち上がり、そのように挨拶すると、とりあえずハグしてくれる。余裕があれば、頭をなでてくれるが、私は喜ぶとかでもなく「ふんっ」「ぬんっ」とか言いながら即座に離れてゲームをやりだしたりする。夫はそれを見ながら出勤………

私よ、人間の挨拶どうした？

ちなみにこれ、他の人にはもちろんやらないから、夫にだけで、夫はそれを許してくれるという思いが何処かにある。

因みに妻の謎発言は日々に練りこまれており、夫の名前も〇〇君とハッキリ発音する事もあれば、ぬぬぬんっとか、なぬぬん〜とか、音の似た言葉で話しかけたりもする。
夫は目線はスマホのまま、ウンと言いながらだいたいの位置で私を撫でる。たいてい顎をワシワシされる。

私は猫なのか？
いや、人間だ。
顎の下は嬉しくない。頭部にしろ。

不服であると申し立てると、またも意味不明な言葉で抗議すると、こちらをちらっとみてハイハイと言わんばかりに背中をトントンされる。

私は赤子か？？
お前は私の父なのか？？

そういえば夫に、トントン師1級授けてたわ。過去の記事で。

そう。夫は謎の父性の人なのだ。

この人、前世で私の父だったのかな？と思う。
それならしっくりする。
それか飼い主。
しっくりする。
歳の離れた兄。(実際の私達は同い年)
これもしっくり。

普段は私がキリキリやっているのだが、私の気分が子供モード（夫にはそうなれる時がある不思議）の時は、ゲームしている夫の腕の下に潜り込み「なう！」だの「ぎゃわっ」だの鳴いている。
夫は動じないでゲームを続ける。　　

何かを軽く聞かれたときも「ノンッ」だの「うな」だので答えたりするが夫は「そっかぁ」という。

おい！！今のでなにがわかったんだ？！

……書けば書くほど私の奇行が晒されて行く気がする。
そういえば昔、2chにそんな板あったな。相手の奇行を晒すスレ…。

うそ！私あそこの住人から程遠い人間だったはず？！

いや、もとからこんなだったのを引き出した夫である。

私「ポッケッ！！」

夫「ん？何？」

私「みて…ポッケが浮き出てる…うふふふ、ふっ、あはははっ、ポッケ〜あははっ、駄目だわツボ…」

夫のズボンのポッケが浮き出てるのを叫びとともに撫でて、ポッケに手を入れたりして、ツボに入りだす妻に

「くすぐったい」

と言って抵抗するだけの夫。
もっとツッコミどころあんだろ！！

なんとも平和じゃあないですか。

いや、まて。

私よ。なんだ、ポッケって…。それがどうしたんじゃ…なんであんなに面白いんじゃ…。
小さい子がわけもなくケタケタ笑う気持ち…私、わかるよ………。
ポッケの線出てるとめっちゃ面白いよ………。

因みにポッケがツボに入る頻度は1ヶ月に1回程度です。（割と頻繁にツボる）

そんな、冷静と奇行の間（冷静とは？）な妻をそれとなく受け流しつつ、たまーーに相手にしてくれるところが

私が夫を好きなところ。

かもしれないと思います。

ねぇ、これ大丈夫？
フォロワー減っちゃうんじゃない？
あまりのキモさで。

因みに、外の私しか知らない人はけして想像できない姿である。
私を「鬼、いや、鬼より怖い」と思っている両親や妹弟もけして想像できない姿である。

というのを、去年書いていたらしい。
熟成していて、本日たまたま見つけたので出してしまえーと出す。

こういうのを書くと「ラブラブだね」と言われるのが、実はなんかかなりの違和感で、なかなか出すことはない。

ラブラブ？？ちがうちがう。なんか、それ、気持ち悪くない？？と私が思うのは愛に恋愛感情は要らないアロマンティックだからかもしれない。

夫も、犬よりは猫みたいな感じの人で、私は完璧に猫みたいな感じなので、猫同士が仲良く猫団子になってる時もあれば、それぞれ好き勝手してる時もあるみたいな、そんな距離感だと思う。そんな、適度な距離感が好きなんだろうなぁ。

頻繁に「好き」とか「愛してる」とか言ってこないとこも、好きだと思う。言ってきてたら、たぶん、恋人のうちに破綻していただろう。


こう、温かくてほかほかで〜きゅんっ！とかじゃなくて
「いい塩梅ですな」みたいな、何処かさっぱりした和な空気がある。

夫がどう思ってるかは知らないが、妻な私はそんなことを思いつつ生活しているのであった。
　

あ、自分の奇行を晒してしまう私ですが、どうぞこれからも宜しくお願い致します(´；ω；｀)