なんとなーくネットニュースの記事を拾って読んで、ついでに色々なコメントも読んで、私が思ったのは「むしろヤラセでよかったよ」だった。

だって、考えたら危険すぎる事をしている。雷が鳴ってるのに、海からタレントを上がらせない（タレントがあがることを許否）とか、舗装されていない山道でのおふざけとか、普通に駄目。

私は、それを見て『きっと、スタッフが入念なロケハンを重ね、それっぽく撮れる構図を探し、十分注意しながら撮影しているはず……』と祈った。あれがガチなら、本当に危険。だから、ヤラセ発覚の記事を読んでも「そりゃーそうだ！そうじゃなかったら何時か誰か大怪我するよ。よかった…」と思ったけれど「スタッフが手伝いました」とか「安全なところまで誘導しました」とかキチンと伝えろってのは、何か違うかなーと思う。

確かに、子供達は信じているのかもしれない。大人の嘘に目を輝かせているのかもしれない。でも、それはそれでいいじゃない。サンタクロースみたいなものだよ。ある程度大きくなって親に「実は私達がプレゼントしていた」と告げられて、その場はショックな子もいるかもだが「裏切られた」とはならないだろう。

サバイバル番組を見て、真似したいと言われたら「その為にはもっと、体を鍛えようね！縄跳びからやってみる？」とか、そのやる気を日常生活に持ってきてあげたらいいじゃない。どうしてもっていうなら、安全装置つけるアスレチックスとかやってみたらいい。そういう出来る所から「冒険ごっこ」をやってくうちに年齢が上がって理解するよ。夢を夢のままでもいいじゃない！……私に子供がいないからそう思うのかな？

私はこの「裏切られた」というのが、どうも苦手だ。
勝手に期待して、考えもせず、勝手に絶望しているじゃないかという人が（全員とは言わないが）いるからだ。
自分が対価を支払っているなら「裏切られた」はわかるけど、たいした対価も払わずに期待だけするってバランス崩れる。等価交換だから、それ相応ってのは大事かなって思う（ハガレンみたいな事いってるけど、そうだと思ってるよ）

…いや、私個人があまり『期待』というものを持たないから、そんなに『裏切り』にあわないですんでいるだけなのかな。
私も変化するように、他人も変化する。
他人の目にうつる私が、他人の数だけ存在するように、物事は多様だ。
なーんて、普段から『私の見ているのものは本当か？』なんて捻くれた感じで疑っているから、実際には裏切られていても『それもあり得ることと予測していた範囲』に入っちゃって、皆より感情の起伏が無いだけなのかもね。
あと、『そのものは、そのもの』と割り切ったりするからバラエティーの「裏切られた」が、もっと命に関わるような「裏切られた」とゴッチャにならないから心がそこまで逆立たないのかな。

1つのニュースから、様々な事が考えられる。
状況も、思考の仕方も、様々。
これだけ様々なんだもの。どんな答もあるよね。
その中から『正解』を選ぶんだ。
正解は自分にしか決められない。
正解は世界の正しい解答じゃなくて、自分が信じた正しい解答なんだよね。
だから「裏切られた」ってのも正しいし、「ヤラセでよかった」ってのも正しい。
他人の正解を踏みつけたいわけじゃないから、そんな世界もあるんだな～って思うよ！
そして、私が書くことは「自分はこうだよ！」ってだけの話。

山道は、例え急でなくても足をとられるよ！どんぐりで滑り、落ち葉で滑った私が言うのだから間違いないっ！

何時も、気をつけたまえ！←滑ったくせに偉そう
私達は知らないことが多いのだから。

願わくば、子供達のキラキラした心が沢山楽しい事に出会って、グンッと伸びていきますように。
ドングリのツヤに今も心トキメク私は、そんな風に思います。