見出し画像

中学校って義務教育だったよね?「お前、何しにきた。帰れ!」とは何事じゃあ〜( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

写真は、奈良公園 奈良の大仏様:本人撮影。

息子と私の泥んこ日記。息子の学校問題から
法務局へ〜のその後の話しと、学校で実際にあったけしからん話を書きます!息子だけじゃなくて他の子供も泥まみれだったのだ。

これまでの話はこちら↓写真は息子と私です。


学校問題の調査開始から数ヶ月、後法務局から『学校側へ指導に入る』と言う知らせが入った。但し、内容については一切教えられないと言われ…腑に落ちない気持ちがあったけど、これが今の現状では最善の結果だということもどこかで分かっていた。


文部科学省という縦社会の中で、学校側の人間が上層部から指導を受けるということは、それなりに考える所はあったと思うけど、私には先生方の心の内まで知ることは出来ない。後は、息子の学校生活が改善されることを信じるしかなかった。


その後も息子は、とにかく学校での出来事を良く喋ってくれた。色々と聞いた話の中で、一番衝撃を受けたのは、不登校がちだった生徒が、午後から学校に来たら『お前、今頃何しにきたんだ!帰れ!』と言って先生が追い返したことだった。

その子の両親は学校の先生で「いつも帰りが遅くてね、夕飯はテーブルの上に置いてある1,000円でなんとかするんだって」と息子から聞いていた。追い返した先生は、その子の家庭環境を知ろうともせず、やっとの思いで学校に出てきた生徒を追い返す??? 私には理解出来ない行為だった。


例えば一喝したとしても、その後『どうして学校に来れないんだ?』って、聞いてあげればいいのにね。それに、中学校って義務教育じゃなかったっけ?学校に来た子を勝手に追い返していいの?って憤りを感じた。息子も先生の行為に納得出来ないから私に聞いて欲しくて話したんだろう。

これだもん…例えば家庭でやり切れない思いを抱えてる子供が、一筋のクモの糸を求め学校に行っても、そこにも自分の居場所がないと思えば、その後たどる道は分かりきってる。入学当時に見たその少年のキラキラした瞳が、どんどんと曇っていくのを見てるのは本当に辛かった。

世の中に、親の愛情を受けられない子供はたくさんいると思うけど、そういう子供に、たった一人でもいいから信頼できる大人がいればいいんじゃないかと思う。それは、絶対に親である必要もなく、心からその子に向き合ってくれる大人であれば誰でもいい。他人であろうと、真の愛情を向けてくれる誰かがいて、そこが安全基地になれば子供は何とか光の方に向かって歩いていけるのではないだろうか。


うちの息子の場合、私は「世界中の人全員が息子を信じないとしても、私だけは息子を信じる!」という強い気持ちを持っていた。


そして私は、自分の家族だけでなく、迷える子供達にとって、たったひとりの信頼できる大人になれるよう生きていきたい!と思いながら日々を過ごしている。この先、もし機会が与えられたらそんな自分を活かしたいな。

迷える子供の安全基地になりたい!

◆2013年12月11日の日記
 
こちらは関連記事です↓





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?