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世界一エコな学校 Green School の Green Camp に行った時のこと

Hello again! It’s nana 🌈

私がバリ島に移住する前に、家族でバリ島にあるインターナショナル・スクールを一校ずつ見学しました。

その中で、Green School と呼ばれる世界一エコな学校と言われている学校の Green Camp というキャンプに1週間行っていました

今回は Green Camp での経験についてシェアしたいと思います!

Green School ・ Green Camp とは

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バリ島のウブドの近くにある学校、Green School は建物がバンブーでできていたり、ジャングルのど真ん中にあったりして、自然と触れ合うことのできる学校です。

オーガニックカフェがあり、電力も自然なエネルギーで賄っている世界一環境に優しい学校です。

Green Camp は、この Green School が夏に開いているキャンプです。

Green Camp のアクティビティは全て究極なアウトドア・アクティビティなので、ぜひ最後まで読んでみてください!笑。


Green Camp のアクティビティ ① 畑に生えている植物の名前を覚える

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初日から容赦なく、畑に生えている植物の名前や特徴を頭に叩き込まれます笑。

「これは毒を持ってるから触らないでね」「この葉っぱは食べれるから食べていいよ」など教えられるので、最初からビックリしました。

激まずの草を食べたり、レモングラスの草の匂いを嗅いだり、究極なクラスでした笑。

もちろん、それだけでなく、「この木の茎を切ると飲める水が出てくる」などサバイバル・ハックもカバーしています!

トレッキングをしながら勉強するのですが、これがすごいことにすぐ覚えれるのです!

私の弟も Green Camp を終えた後は、ずっと「あの葉っぱの形はパパイヤだ」「あれは危険だから食べないでね」などいっぱい母に語っていました笑。


Green Camp のアクティビティ ② コンポストについて学ぶ

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私はキャンプの中でも、高学年な方だったので、小さい子どもたちとは別の高学年チームにいました。

高学年チームは Green Camp の広い敷地内を色々見学させてもらうことができました。

ある日、離れた場所にある畑に歩いて行き、コンポストについて勉強しました

写真のように、みんなで落ち葉を集めて実際にコンポストの作り方を見て、サステナブルな暮らしを教えてもらいました。

また、Green School のトイレはコンポスト・トイレと言い、水で流しません。

水の代わりに、落ち葉を被せて肥料として使います

臭いがすごくて、これに慣れるのが一番大変でした笑。


Green Camp のアクティビティ ③ 敷地内にある川で遊ぶ

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Green School の面積はすごく広く、川が間に流れています

そのため、毎日のように川に連れて行ってもらい、遊んでいました。

ターザン・ロープタイヤで川下りなど、思う存分楽しみました。

川に行くまでの道が険しく、タイヤを一個持って行くのにも一苦労します笑。

また、川の真横にインフィニティ・プールがあり、一日中アクティビティをして疲れた体をそこで休憩させていました!


Green Camp のアクティビティ ④ 笑うヨガでストレスをぶっ飛ばす

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「ストレスが溜まっていたり、疲れていたりするなら笑ってぶっ飛ばせばいい!」とある日、ヨガインストラクターが来てくださりました。

“Laughter yoga” と呼ばれるヨガは、最初は「あははは」と作り笑いをしますが、笑っているうちにどんどん自然な笑いに変わっていく不思議な体験でした笑。

その他にもヨガのセッションはありましたが、私はヨガが苦手なので、抜けて Green Camp 内を友達と散歩していました笑。


Green Camp のアクティビティ ⑤ ヤシの木を登る

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このヤシの木が実際に私たちが登った木です!

先生は簡単に上まで登って行きましたが、実際トライしてみると思ったより滑るので、なかなか進みません。

高所恐怖症な私は、すぐにギブアップでした笑。

ここの人々は普通のことのように、ヤシの木に登ってココナッツを取って来るので、この時に「すごい!」と尊敬しました笑。


Green Camp のアクティビティ ⑥ シェルターを作る

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Green Camp の最後のアクティビティがこのシェルター作りでした。

チームごとに、決まった時間内に畑に生えている植物を使ってシェルターを作ります。

その後はチーム全員がシェルターに入り、先生が外から容赦なく水をホースでかけます。

中にいるチームメンバーが濡れないようにシェルターを作るというルールでした。

これも先生曰く、サバイバル・ハックの一つのようで、丈夫な葉っぱを見分けるのと耐久性のあるシェルターを作る練習だそうです笑。


Green Camp のアクティビティ ⑦ チョコレートをカカオ豆から作る

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最終日のアクティビティは、チョコレート作りもありました!

カカオ豆から作るので、自分たちでカカオ豆を取って来ないといけなく、大変でした。

運悪く、取ったカカオ豆の側にハチの巣があり、私たち全員ハチに襲われました笑。

そこからみんなで順番に、カカオ豆を小さくしたり、小さくパウダー状になったカカオを水と砂糖と混ぜてチョコレートにしたりします。

すごく時間がかかり、半日以上かかりました

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最終的に出来たチョコレートはどろっとしていました笑。

これがすごく苦くて、カカオ豆の苦さにビックリしました。

あまりにも苦かったので、母に残りをあげました笑。

母は弟のチョコレートももらい、悶絶していました笑。


Green School を選ばなかった理由

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Green School は最終的に選びませんでした。

なぜかというと、一番の理由は Green Camp 直後に弟が取った行動です。

Green Camp の後はホテルに泊まっていたのですが、そこのホテルの敷地内で普通におしっこをしようとして、母と一緒にビックリ通り越して、彼の行動が理解できませんでした笑。

なぜそんなことをやったのか聞くと、「Green Camp で肥料になるって教えてもらったから」と言っていました。

確かに先生が教えたことは間違いではないかもしれないです。

しかし、まだ小さかった私の弟は 100% 信じてしまい、場所などを考えずに良いと思って行動してしまったことが母はすごくショックだったそうです。

大きくなって社会の中で生きていくには、学校にいるうちに最低限のマナーと常識を磨かないといけないので、Green School は選択肢から外れました。

また、Green School はテストもなく、楽しく学校生活を送るのが良いところなのですが、私の母はそれで自立して生きていくのは難しいと考えたみたいです。

Green School はエコで子どもの教育もストレスフリーな理想な環境ですが、親は子どもの将来も考えるので、勉強をせずに楽しく学校生活を過ごせば良いとは思えなかったそうです。


私が Green School ・ Green Camp に対して思うこと

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Green School に通うことはなかった私ですが、Green Camp に行ってサステナビリティについて小学生の頃に学べたことは良いことだったと思います。

最初は衝撃的なことばかりで、1週間ちゃんと毎日通えるか心配していましたが、有意義な1週間でした。

私がボランティア活動をしていた環境団体、Bye Bye Plastic Bags の設立者である姉妹も Green School を卒業しており、Green Camp の話をした時は盛り上がりました笑。

バリ島に移住してからも、スポーツ大会で Green School に行くことがありましたが、何回行ってもあの環境は好きだなと思います。

母の仕事の関係で Green School のマーケットにブースを出したことがあるのですが、ご父兄のエコ意識は高くて見習うことばかりです。

しかし、私も Green School に行きたいとは思いませんでした。

確かに Green School に行けば、ストレスフリーな楽しい学校生活を送ることができますが、将来のことを考えたら勉強して資格を取った方が良いと考えました。

私のクラスメイトでも Green School から編入して来た生徒が数人いて、やっぱり世の中は学歴社会だから勉強しなきゃいけないと考え直したそうです。

あくまでも個人的な意見なので、最初からダメだと決めつけず、興味のある方は Green School についてぜひ調べてみてください!

現在パンデミックでバリ島に来ることはできませんが、Green School のツアーに行ったり、Green Camp に参加したりすることはお勧めです!

今振り返ると、とんでもなくエクストリームなキャンプに行っていたなと思いますが、この Green Camp での経験は私の宝物です。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!⚡️


Talk to you soon!

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