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【ドラマレビュー】Netflixドラマ/バイオハザード 第1話

あらすじ

2036年 ロンドン
終末から14年

ジェイド・ウェスカーはゾンビたちを観察していた。知能の高い個体がいないことに落胆して観察を終えようとしたところ、ゾンビに襲われる。匂いに敏感なゾンビたちの目の前でたまたまぶつけた腕の擦り傷から出血し、ジェイドはゾンビたちの標的になってしまう。

ジェイドは防御用の火炎放射器のエリアに逃げ込み、ゾンビたちを丸焼きにして難を逃れる。しかし
地面を割って巨大なイモムシのモンスターに襲われる。

2022年 ニューラクーンシティ。
父アルバートの運転する車で街にやってくるジェイドと妹のビリー。この街に引っ越してきたウェスカー家。引っ越しに反対していたジェイドは出迎えるアンブレラコーポレーションのキャロルにも辛辣な態度を見せる。

ラクーン高校に転校した初日、食堂でタミィ・アイザックスとビリーはちょっとした口論から殴り合いのケンカを始めてしまう。翌日、タミィに謝罪して和解しようとしたビリーは逆にタミィから食べていたパンを顔にぶつけられてしまう。

その後、着ぐるみを被った人物から暴行を受けるタミィ。着ぐるみがビリーのロッカーから見つかったことで犯人と疑われるビリー。怒り狂うタミィの父、デイブから恫喝されるビリー。遅れて学校にやってきたアルバートはアンブレラ社内での立場の優位性を使って、タミィに謝罪させることに成功する。

精神的ショックを受けたビリーを気遣うアルバートほ会社でランチを一緒に取ろうとする。ビリーは車内でうさぎが入ったケースを見て、アンブレラが動物実験をしていることを知る。

以下、第1話のネタバレあり

感想

最初はバイオっぽくなく、一般的なゾンビものっぽく始まったんですが、イモムシのモンスターが現れたところから、あー、バイオはこういうのこういうの!って感じに。

あとは主人公サイドが生体B.O.Wかと思うくらい超絶強いキャラがいるとバイオハザードとしては完璧ですが、少なくとも第1話ではまだそういう存在はでてきませんでした。

これまでのバイオハザード関連作品とは結構雰囲気が違っていて、共通する要素としては以下のあたり。

  • アルバート・ウェスカー

  • アンブレラ

  • ゾンビ

  • Tウィルス

  • ケルベロス


アルバート・ウェスカーは主人公ジェイドの父親として登場しますが、ゲームなどに登場するあのウェスカーとはかなりキャラが違う。黒人だし、あまり戦闘はできなそう。ただし、アンブレラ内でも重要人物だということは共通している。彼の作っている抗うつ薬のジョイがTウィルスに発展していくのか?

ちなみにアルバートの娘はジェイドとビリーですが、バイオハザード 6で登場するアルバートの息子の名前はジェイクです。

アンブレラはゲームなどの存在と近しい感じがします。かなりの巨大企業のようで街全体を支配している。アンブレラ内で重要なポストを務めるアルバートには一般人は逆らえないような状況。2036年の世界にも存在していてとても危険な存在感を見せていた。

ゾンビほ正確にはゾンビではなく、感染者でジェイドはゼロと呼んでいました。ジェイドの説明によるとTウィルスが弱毒化すると知能の高い個体になるようです。ジェイドはこの知能の高い個体を探しているようです。
また、ジェイドの腕にはニューラクーシティ002という刻印がされているのは関係あるのだろうか。

Tウィルスは生物の脳を書き換えて、共食いさせてウィルス感染を広げていくとされています。まだ、情報は少ないですが、B.O.W(この世界でB.O.Wとは言わないかもしれませんが)を生み出す元であることはゲームと共通してます。

ケルベロスは第1話の最後に出てきました。ジョイの実験中の個体だったようで、Tウィルスの原型がジョイのようです。ケルベロスがビリーに噛みついたことで2022年の世界でウィルス感染が始まったのかも?

といった感じで原作にある単語もかなり大胆なアレンジがされてるものもあり、先の読めない内容になってます。

ゲームや映画のようにアクションで引っ張るのでは同じものの繰り返しになりますし、全8話のドラマなのでアクションだけで引っ張りきれないでしょうしね。

第1話だけでもいろいろ謎があって続きが気になりますね。

2036年のジェイドの目的

ロンドンでゼロの観察をしていました。知能の高い個体を探していたようですが、命の危険に晒されながら一体何を目的に行動しているのか。

冒頭でゼロたちを焼き殺した後に、半年が水の泡になったというセリフがあり、単純にゼロを退治することが目的ではないようです。

ビリーの肌の色

2022年のビリーの肌の色が時間が経つにつれて白っぽくなっていっているような気がしていて、気になります。登場してすぐの時点でもアルバートやジェイドに比べると肌の色は薄かったのですが。中盤で代理母として出産した人物はジェイドの代理母とは別と語られていたので、ビリーの代理母が白人だったのかな?とも思いましたが、ビリーの肌の色が物語中にも変化していたならそういうことではなさそう。

また関連する話として、ニューラクーンシティは南アフリカにあるようで、なのに黒人が少ないことをジェイドが不思議がるシーンがありました。

アンブレラの何らか薬品等の影響で黒人が白人になる世界なのか?

ウェスカーが打っていた注射

ウェスカーが夜な夜な、自分の首筋に注射を打っているシーンがありましたが、これは一体???

ゲーム・バイオハザード5ではウェスカーはウィルス適合した身体は定期的に薬品を投与しないといけない状態でしたがそれに類する状況か?

ティファナで起きたこと

ティファナで銃を撃つ兵士の姿が記録された動画がありました。ジェイドも終盤見ていましたが、ティファナで何が起こったのか。

ジョイとも関連が強いようですが、ティファナの映像はあたこちにゼロがいるようね雰囲気でしたが何が起きたのか。

2週間に1度の血液検査

アルバートはジェイドとビリーの血液検査を2週間に1度のペースで続けていました。この目的も謎でした。

着ぐるみの暴行犯の正体

タミィに暴行を行った犯人が誰なのかよくわかりませんでした。ビリーのロッカーに着ぐるみがあったので、ビリーが正体?と思えますが、ビリーは本当に暴行の件は知らない様子の反応でした。

ビリーは記憶をなくすタイプ?ビリーは過去にも問題を起こしたことがあるとされてましたが、これと関係がありそう。

第1話じゃ、まだまだ謎だらけですね。
2話以降も楽しみです。

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